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テーマ:イライラや怒りの感情(1)
カテゴリ:エニアグラム
昨日のエニアグラム月例会。
ディスカッションする中で、「怒り」というキーワードが出てきました。 『タイプ9』は、ニックネームが「平和を愛する人」「調停者」と 名づけられていて、表面上はおよそ「怒り」に遠い性格だと 思われがちですが、さにあらず。 内には沸々と怒りの感情が蓄えられつつあり、 何かの瞬間、臨界点を越えると爆発する。 つまり、表面化するんです。 ですから、『タイプ9』の人は、 内面的には『怒り』がこもっているケースがあるんです。 エニアグラムの図を見ていくと、 『タイプ9』と『タイプ3』は、『タイプ6』も入れて 正三角形のそれぞれ頂点を構成しているので、 それだけ取り出してみれば、いわば『お隣さん』。 で、エニアグラムの理論でも、きちんとつながっているので、 『タイプ3』の僕も『タイプ9』に通じるところがあるんですが、 ふと、ここで『怒り』に関する疑問が沸き起こりました。 「自分に『怒り』の感情ってあるんだろうか…?」 「『怒り』って、そもそも何だろう…?」 たとえば、整然と列を作って待っているところに 横入りする輩がいれば、 「チッ」と舌打ちすることはあります。 こちらの話を一向に理解してもらえず、 イラッとするときもあります。 でも、それが『怒り』なのか? と問われると、 自分としてはそこまで重い感情ではない。 一瞬、イラッとはしますけど、 それが持続するわけではなく、 数時間後には、そんなシーンがあったことさえ 忘却の彼方に行ってしまっています。 『タイプ9』の人も、 「『怒り』が持続しているわけではなく、 ふだんは忘れていて、 でもあるとき、同じような事象が起こると、 前の『怒り』がよみがえってくる」 というようなコメントを話していました。 そこは『タイプ3』も同じようですが、 しかし『怒り』のボリュームは、 もう少し軽いような気がするんですよね。 経験上、僕はまともに『怒り』をありのままに表現できません。 若い頃、何度か気の向くままに感情をむき出しにしたことはありましたが、 何だか空しさだけが残るし、 しかも、感情むき出しの自分を客観視したときに、 実にみっともない、というか、恥ずかしい思いをしたものですから、 それからは感情をむき出しにすることはなくなりました。 唯一、態度として出るのは「貝になる」ことでしょうかね。 黙りこくる。黙りこくることで『怒り』を表現する。 うん、それでもやっぱりそこに流れる『怒り』っていうのは、 爆発するわけではないので、重たくないイメージです。 そう考えていくと、『怒り』の感情一つとっても、 タイプによっていろいろ強弱があるんですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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