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テーマ:高速道路(169)
カテゴリ:車・道路
今日の読売新聞朝刊に、
「おっ」と声を上げそうになる嬉しい記事が出ていました。 というのも、 国土交通省の有識者会議において、 首都圏の高速道路料金を『一元化』する提言が なされたとのこと。 今は、郊外や地方を結んでいる各高速道路会社があり、 でも都心部の首都高は、 首都高速道路会社という別組織が運営している関係上、 料金体系が途中で変わってしまい、 利用区間によっては割高になりがちなんですね。 さらに、同じ高速道路会社でも、 たとえば外環自動車道は均一料金なので、 長距離の関越道や東北道・常磐道とは通し料金にならず、 改めて支払う必要がある、という変則的なルール。 さらに悩ましいのは、 都心の高速道路渋滞を解消すべく 鳴り物入りで開通した圏央道が、 高額の建設費償還に当て込む必要からか、 キロ当たりの料金単価が他の高速道路よりも高く設定されていて、 結局、それを嫌ったドライバーが 従来の都心コースを選んでしまうため、 本来の交通量の平準化につながっていないんですね。 で、今回なされた提言によると、 高速道路会社の違いによる料金体系の違いを抜本的に見直し、 すべて通し料金とすることと、 各路線の料金水準を統一化することが盛り込まれているんだそうです。 さらに2020年をめどに、 交通量が少なく、渋滞解消効果のある路線は むしろ料金を安くし、 首都高・都心環状線のような交通量が多い路線は あえて値上げをして、交通量の調整を図ることも考えているとか。 となると、ふだん大阪行きに利用している圏央道経由が 今の料金水準より下がる可能性があり、 自分にとっては喜ばしい話なんですよ。 これ、例えば関西においても、 せっかく開通した第二京阪が、 やはり料金水準が名神より高く、 利用のアンバランスが起きてしまっている事例がありますし、 市内中心部は阪神高速が別の料金体系で運営していて、 条件的には首都圏と変わらないことから、 関西圏の高速道路の料金見直しにも発展するかもしれませんね。
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最終更新日
2015年01月28日 12時06分03秒
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