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カテゴリ:生き方・モラル
わが家の和室に仏壇が設えられてから約1年。
毎朝起床すると、まず仏壇に供えている水を取り替え、 次に線香をくべます。 この線香のくべ方、 僕はごく普通に1本を立てていました。 ところが宗派によっていろいろと流儀があることが、 いい歳になって今ごろ分かってきました。 大阪でお世話になっている住職の話では、 わが家は真言宗なので、通常は3本立てるんだそうです。 しかし、最近は忙しい人が多く、 線香が燃え尽きないうちに外出するケースもあって、 そういう場合は、火の始末が心配な向きもあるため、 住職がおすすめしていたのは、 1本の線香を3等分になるよう折り、 まとめて火を点け、 火が点いているほうが左向きになるよう、 線香台に寝かせると良い、というものです。 線香のくべ方 posted by (C)まさやん6312 もともと線香というのは歴史が比較的浅く、 江戸時代から作られ始めたんだそうです。 それまでは、いわゆる『お香』というヤツで、 お通夜や告別式で焚かれる焼香が 原型に近いんだとか。 なので線香を寝かせるのは、 むしろルーツに近いんですよ、と言われました。 あ、でもこれは宗派によって違うらしいので、 誤解なきよう。
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