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カテゴリ:野 球
なんとタイミングのいい事でしょうか。
大阪出張の日に甲子園球場で東北楽天とオリックスの試合がある。 これに行かずにどこへ行きましょう。 19年ぶりに甲子園球場の中に足を踏み入れました。 東日本大震災の影響で行われる事になったこの試合。 恐らく最後の甲子園での東北楽天主催の公式戦でしょう。 3連戦中で最多の26000人を超える観衆が集まり、 油断してたら当日券売り場は長蛇の列、 チケットを買うのにだいぶ時間がかかりました。 高額の内野席は空席が目立ってましたが、 手頃なアルプスと外野は満員御礼。 結局19年前と同じく外野席にしました。 最安値の1900円の外野席はライトもレフトも混み混み、 最終的には最上段に逃げましたが、 甲子園球場の最上段から眺めたスタンドの盛況ぶりは、 70年代の日生や西宮の近鉄と阪急の試合を知る私にとって、 感慨深い光景でありました。 19年前に夏の高校野球を観て以来の甲子園は大改修を終えて、 外観も内装も見違えるような綺麗な球場に変身しており、 19年の時の長さを痛感してしまいました。 試合の方は、近鉄ファンとしては数少ない出場選手の 坂口や北川の元気な姿、近鉄魂が観られた事が嬉しく、 さらには可愛い可愛い後輩の戸村の好投もありましたが、 なんといっても楽天山崎の気迫溢れるプレーには 胸を打たれました。 そして何より、震災後なにも出来なかった私でしたが、 この試合を観に行った事で東北楽天を通じて最終的に 被災地の皆さんに何らかの形でお役に立てたなら幸いです。 それにしても、近鉄が流した血で生まれたカードを 甲子園球場で観るという、 めったに観られない試合をめったに観られない球場で観られた事に 感謝したいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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