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カテゴリ:野 球
毎年日記を書いていて思うのですが、
近鉄優勝記念日の次の日が近鉄の命日というのは 歓喜の後に奈落の底に落とされるようで、 天国と地獄の2日間であります。 2004年9月27日、神戸のオリックス戦。 奇しくも吸収される球団に吸い込まれるかの如く、 神戸で55年の歴史に幕を閉じた近鉄バファローズの 仏教的には八回忌追善供養、数えて7回目の命日であります。 1軍の試合は7年前の今日、終焉を迎えましたが、 3日後の9月30日に藤井寺球場でウエスタンリーグの 優勝決定戦が行われました。 近鉄バファローズの最後の最後の試合、 さらには藤井寺球場最後の試合でした。 先日、連休最終日に当時録画していたビデオテープを 引っ張り出してきて久しぶりに観ておりました。 今やオリックスの中心選手に成長した坂口をはじめ、 近鉄がそのまま存在していたらどんなチームに なっただろうなあと思わせる、7年後の今観ると 1軍で活躍している選手が次々と登場しています。 さらには中日は途中から鉄平が出場しており、 9回裏の最後のマウンドには小山が(苦笑)。 小山が近鉄球団最後の攻撃を抑えて、 歴史の幕を下ろさせていたとは気付きませんでした。 指揮を執った石渡茂2軍監督。 世紀のスクイズ失敗から四半世紀経った2004年、 近鉄最後の最後の試合を飾る事が出来ませんでした。 6対12で中日に敗れ、ファーム日本選手権に出場ならず。 1軍も2軍も日本一になる事ができず球団消滅。 本当に近鉄らしい終わり方でした。 球団消滅から7年経った今日、 オリックスは駄菓子屋とほっともっとフィールドと 名前を替えた神戸で、 東北楽天は新天地仙台で埼玉西武との試合が行われます。 10・19の名勝負を生んだ駄菓子屋と、 幾度となく優勝争いのデッドヒートを繰り広げた西武、 近鉄魂を受け継ぐ選手は数少なくなりましたが、 近鉄の八回忌追善供養試合を存分に戦ってほしいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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