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カテゴリ:野 球
1989年の今日10月29日、快晴の藤井寺球場で行われた
日本シリーズ第7戦。3連勝のあと3連敗した近鉄が 讀賣に敗れて日本一を逃した悔やみきれない1日でした。 あれから22年経ち、近鉄バファローズはこの世に 存在しませんが(涙)、誌上で蘇っています。 木曜に発売されたNumber、新聞の広告を見て 速攻買いに行きました。
今号は「永久保存版 秋のプロ野球名勝負 決戦秘話」。 表紙が気に入りませんが(笑)、こういう特集が組まれると 10・19や江夏の21球は必ず登場し、 やはり我らの近鉄バファローズ抜きには語れません。 「晩秋の三大決闘譜」と題した3つの決闘のうちの 2つが我らの近鉄バファローズとは。 1988年の10・19と1979年の日本シリーズを誌上再現です。 10・19では阿波野や吉井、権藤コーチのインタビューが 織り込まれて、「仰木彬が名将になった日」を 21世紀のプロ野球ファンに語り継いで下さっています。 「江夏の21球」として語り継がれる1979年日本シリーズは 江夏と衣笠が対談、戦友があの日のあの時を 広島の立場で振り返っています。 10・19も江夏の21球も近鉄バファローズは 結果的に悲運、悲劇の立場というところが悔しい限りですが、 それが近鉄らしいのかもしれません。 他の記事では西武戦4連発のブライアントのインタビューや 代打満塁逆転サヨナラ優勝決定ホームランの北川と、 紙面の中であの日の猛牛戦士達が蘇り、 本当に魅力ある球団だった事を再認識させてくれます。 今日から始まるクライマックスシリーズ。 福岡ソフトバンクには大ちゃんに的山。 北海道日本ハムには梨田さんに吉井、真喜志がいて、 埼玉西武にベンチに土井さんに小野、光山が、 そして現役唯一の阿部ちゃんには是が非でも活躍の場を 与えてほしいと願っています。 出場する3チームにはセリーグのクライマックスシリーズが 霞むぐらいの熱い闘いを繰り広げてもらって、 パリーグが日本シリーズを制してほしいもの。 新たな秋のプロ野球名勝負の物語が生まれる事を期待してます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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