さよなら夏の日 / 山下達郎
今日9月20日は小田和正さんの64歳のお誕生日です。小田さん、おめでとうございます!しかしながら、今日は犬猿の仲?永遠のライバル?山下達郎さんの日記になります事をお許し下さい。3連休の最終日、NHK-FMで10時間の山下達郎大特集番組「今日は一日“山下達郎”三昧」が放送されました。前回はAOR三昧、今回は山下達郎、と私にとっては聞き逃せない長時間番組になっています。いやあ、聞きに聞きました、10時間。「さよなら夏の日」は3回もかかり、まさに夏に別れを告げ、蝉の抜け殻のような脱力感であります。こんな大特集番組も珍しいので、記録としてオンエア曲を書き残しておきましょう。2011年9月19日 12時15分~22時45分「今日は一日“山下達郎”三昧」01. Down Town02. Windy Lady03. 愛を描いて ~Let's Kiss The Sun04. Ride On Time05. Get Back In Love06. さよなら夏の日07. へロン08. Forever Mine09. 希望という名の光10. 雨は手のひらにいっぱい11. Circus Town12. Last Step13. Love Space14. Solid Slider15. Let's Dance Baby16. 潮騒17. Bomber18. 永遠のFull Moon19. Funky Flushin'20. いつか21. 夏への扉22. Sparkle23. Your Eyes24. 悲しみのJODY25. 高気圧ガール26. 風の回廊27. 土曜日の恋人28. 蒼氓29. クリスマス・イヴ30. あまく危険な香り31. Get Back In Love32. Endless Game (LIVE)※33. 世界の果てまで34. Dreaming Girl35. いつか晴れた日に36. ずっと一緒さ37. 街物語38. 愛してるって言えなくたって39. アトムの子 (LIVE VERSION)40. さよなら夏の日41. Smoke Gets In Your Eyes (LIVE)※42. Jungle Swing43. ヘロン44. LAI-LA-邂逅-45. Love Can Go The Distance46. Juvenileのテーマ~瞳の中のRainbow47. 君の声に恋してる48. 忘れないで49. 白いアンブレラ50. 風がくれたプロペラ51. ずっと一緒さ52. 僕らの夏の夢53. 新(ネオ)・東京ラプソディー54. Donut Song55. ついておいで56. スプリンクラ―57. ターナーの汽罐車58. 夏の陽 / 山下達郎59. Loveland, Island60. Be My Love61. Love T.K.O62. My Gift To You63. Close Your Eyes64. You Make Me Feel Brand New65. Don't Ask Me To Be Lonely(生)66. ピンク・シャドウ67. Plastic Love (LIVE)※68. Last Step (LIVE)※69. What's Goin' On (LIVE)※70. Nights In White Satin (LIVE)※71. Guilty (DEMO)※72. Hey, Reporter73. いつも通り(LIVE VERSION)74. ジェット・コースター・ロマンス / Kinki Kids75. ハイティーン・ブギ / 近藤真彦76. Guilty / 鈴木雅之77. 夏の恋人 / 竹内まりや78. 酔いしれてD?j? Vu / 円道一成79. Woman / フランク永井80. プロポーズ81. 俺の空82. いのちの最後のひとしずく83. あしおと(LIVE)※84. ポケット・ミュージック(LIVE)※85. Stand By Me(生)※86. さよなら夏の日(LIVE)※94年の「Sings SUGAR BABE」ライブに行ったというだけで?抜擢された黒崎めぐみアナウンサー1人で淡々と、しかし噛み噛みのMCで山下達郎ナンバーがオンエア。途中「Endless Game」のライブバージョンというレア音源がありましたが、かかった曲がさらにもう1回かかるし、一体どうなる事か、このまま淡々と終わってしまうのか・・・。が、しかし松尾潔が登場されてから状況は一変、そして満を持して登場したタツローさんがラジカセを抱えて生アカペラという強烈な一発で一気にヒートアップです。ニュース明けにはアナウンス室の平田毅専任局長の登場。タツローさんと最も親しいNHKアナウンサーとの事でスタジオの雰囲気が和らいで、最初から平田さんがDJやって下さったらよかったのに、と思ってしまいました。後半は怒涛のレアライブ音源の大放出、他アーティストへの提供曲やその制作秘話、再度リクエストに応えて生アカペラ「Stand By Me」、最後はサンソンでもかからなかった昨年のライジングサンでのライブの「さよなら夏の日」で大団円を迎えました。レアなライブ音源はどれも貴重な音源でしたが、中でも「JOY」とは違う日の「Plastic Love」、青山・伊藤のリズム隊の圧倒的な迫力にノックアウトです。ドラムもベースも「JOY」では聴けなかったフィルが登場、広規さんのベースがブリブリと生々しく迫ってきて、ついにはジェフ・ポーカロの十八番フレーズまで飛び出して私の興奮は最高潮に。「Last Step」のバンドバージョンや、「あしおと」「ポケット・ミュージック」等、ライブで演奏した事自体が少ない楽曲のライブ音源が聴けて昼間からトイレやメシの時間も惜しんで聞いていた甲斐があったというもんです(笑)。他アーティストへの提供曲の中でも近藤真彦の「ハイティーン・ブギ」を作るに当たっての制作秘話はタツローサウンドとは一線を画した曲調の理由がようやくわかっただけでなく、タツローさんの凄さを今更ながら再認識させられる貴重なお話でした。番組のラストナンバー、3回目の「さよなら夏の日」。ライジングサンでのライブ音源で、先日のシアターイベントでは当選された方々は映像付きで観られたそうですが、その映像がますます観たくなる演奏。10時間の長丁場を締めくくるのに相応しい1曲でした。番組終了後、数時間たっていますが、タツローさんのライブを観た後のような興奮、充実感と脱力感に襲われています。数々のライブ音源や生アカペラのタツローさんの歌声に11月から始まるライブツアーへの期待が否が応でも高まります。NHKさん、貴重な放送を有難うございました。