063790 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

room47

room47

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

shingo4711

shingo4711

カレンダー

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

Gちゃん@ Re:オーバーアチーブ お久しぶりです(*゚ー゚)v 先生ー!!お元気で…
コアラ@ ふしぎな世界。 気を利かせて相手の気持ちをよむって、す…
西宮 レーザーポインター@ ご無沙汰。 どうしても連絡が取りたいです。 一度連…
元・諏訪町の酒屋@ Re:カズ!(05/13) GW帰ってきてたのね… 電話返さず申し訳な…
こあら@ Re[1]:Happy Birthday(04/07) 失礼しましたー!!(^ー^)ノ

フリーページ

ニューストピックス

2010年02月04日
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類

すごくすごく、お久しぶりです。
ムラっ気気分屋の僕にしても、こんなに日記が中断したのは史上初です。
短い歴史ですがね。
別に病気だったわけでも、自分探しの旅に出てたわけでも、
料金滞納でネットが使えなかったわけでもないです。
身近でいろいろあって、いろいろなことを考え過ぎて、表現する間もなく過ぎていったような、
そんな感じでした。
やっと、それがちょっと、落ち着いてきたんですね。
よし、という感じで、このブログも再開します!



さてさて、最近考えていることは、
僕の仕事って本当はなくなっちゃった方がいいんだよなってことです。
僕は予備校で仕事をさせてもらってます。
予備校は「受験」があるから成り立つ商売です。
僕はこの「受験」がなくなっちゃえばいいのにと、本気で思ってるんです。


というのはね、毎年この「受験」でがんばっているたくさんの高校生を見ていると、
心のどこかにやるせない気持ちがいつもするのです。
おしなべて言うと、「受験」って暗記力大会のようなものです。
たくさんの知識を「忘れずに覚えていること」がすべての教科に求められます。
思考力とか発想力とかより、なんだかんだ言ってそっちで勝負が決まっちゃうことが多いと、
あれこれ教えながらも思ってしまうのです。


でもね、この「忘れずに覚えている」能力って、人が様々に持っている力のうちのほんの一部ですよ。
しかもね、この能力だけで言えば人間よりもパソコンのほうが絶対的に優れてるじゃないですか。
機械で代用可能な能力を競うことに多感な10代のひとときを使うなんて、
なんかもったいないと思うんです。


実際ね、日本的な受験がなくてもうまくやってる国、たくさんあると思うんです。
僕が高校生のころ留学したイギリスは、そんな国のひとつです。
イギリスでは、学校の成績で進学先の大学が決まるんです。
日本でいう推薦入試みたいな感じです。
学校の成績のつけ方に国で統一の基準があるので、学校間の不平等がないようになってます。


なので、イギリスの高校生たちは学校の勉強だけがんばります。
学校のテストがすべてを決めるので、テスト前はみんな必死です。
でもそれ以外は、日本の高校生よりずっとひまです。


で、なにをするかというと、遊ぶのです。
近所の広場にいくといつも誰かがボールを蹴ってます。
僕もそれにそれとなく加わって、いつのまにか仕事上がりのおっちゃんたちも加わって、
U-15なのかレジェンドチームなのか分からないチームができあがる。
そんな風にして、いろんな人たちとかかわりました。
そういう中で、いろんな人がいるんだな~ってことが自然とわかりました。
大人げない大人でも、大人でやっていけるんだな、とかね。
ちゃんとしてない上級生、いっぱいいるぞ、とかね。



ひるがえってこっち日本では、学校→塾→家ってパターンが多いですよね。
そこにいるのは基本的にみんな「ちゃんとした人たち」だと思うんです。
曲がりなりにも、みんな「先生」ってつく人たちですからね。
それって、子どもたちに無意識のプレッシャーを与えてないかなって、心配なんです。
「ちゃんとしてない人」にはちゃんとしてない人なりの人生があるのに、
そういうの、信じられない環境に置かれちゃってないかなって。
「ちゃんとしなきゃ大人になれない」みたいに、思っちゃわないかなって。



だから日本から今あるかたちの「受験」がなくなって、
みんながもっといろんな人とかかわれるようになったらいいなって、思うんです。
バイトしたり、カフェに入り浸ったり、ネットに没頭したっていい。
それぞれにそれぞれなりの生活があって、それでまあなんとかなってるんだって、
きっと感じられるようになると思うのです。
そしたらもっと伸びやかな心で、大人になっていけるんじゃないかな。



そんなときが来るまでは、僕は学校と家の間にあるこの場所で、がんばってやろうと思ってるんです。
人生そんなにせまっくるしくないよって、自分の好きに生きて大丈夫だよって、伝えていきたい。
そして僕の念願がかなったら、近くの公園で「サッカーおじさん」になろう。
ああ、これが僕の夢だ。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2010年02月04日 11時25分32秒
コメント(4) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X