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昨日家に帰ってからテレビをつけると、うれしいことがありました。 民放局が、バラエティ番組を、やってる! おとといまではずっと、どのテレビも金太郎飴のように地震の特番をやってさ、 原発の見取り図を深刻な顔した専門家とにらめっこしたり、してたわけです。 そんな様子だからさ、テレビをつければ即地震モードでしょ。 かといって、テレビをつけないでいるのも、なんとなく気が引ける。 妙な義務感を感じながら、画面の中の人たちに合わせて、僕も神妙な顔してたものです。 でも、それってあんまりよくないなあって、思ってたんです。 知らん顔して、あっけらかんとしてるのがいいってわけじゃ、もちろんないけど、 「一億総傷心」になることは、そろそろやめた方がいいと思う。 これはなんとなく、病気になったときなんかに感じることなんですけど、 必要なケアを受けているって前提で、 「周りのひとが丈夫にしている」ってことが、ずいぶん助けになるんです。 なんというか、それは、「いつか戻る場所」っていうんですかね。 「元気になったら、みんなと一緒に遊べるんだ」って気持ちっていうか。 そういう場所があるってことが、 「大丈夫じゃないひと」が、「大丈夫になること」を思い描く助けになると思います。 だから、「なんとか大丈夫なひと」は、思いっきり「大丈夫」であってほしい。 気にしないわけでも、心を痛めないわけでもなく、 そういう気持ちを真ん中に持ちつつも、「大丈夫」でいましょう。 そうそう、地震が起きてから実家から届いたメールで、 僕のもうすぐ80歳くらいのおばあちゃんの話を聞いたんですけど、 おばあちゃん、「地震のせいでテレビがつまらない」って文句言って、 ためていた韓国ドラマのDVDを見漁ってるそうです。 やるなあ、おばあちゃん。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年03月17日 10時06分37秒
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