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2011年05月22日
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いつもおいしく昼ご飯を食べさせてもらってる「IOR?I/雲州堂」で、
映画「幸せの経済学」の上映会が催されたので、いざ出陣。
上映後はジャズバンド「HyunSwingWorld」のライブまで見れちゃって、まあお得。


今日は、「国際生物多様性デー」だったんですねー。
へ~。


映画は、「グローバルからローカルへ」をテーマにしたドキュメンタリー。
世界に一律の欲望を押し付けるグローバリゼーションって、無理があるよね。
これからは、みんな一人ひとりの本当のニーズを満たせるローカルに帰ろうよ。
そんなメッセージの、映画でした。
僕はけっこう、「うんうん」って思いました。



「ローカルへ」って動きは、それ自体面白いなあと思います。
「グローバルからローカルへ」って動きは、言い換えとして、
「おんなじからいろいろへ」とも表現できるんじゃないかな。



グローバリゼーションって
「人間はみんな同じようなものを欲しがるし、それを与えられれば幸せになれる」
(たいがいの場合「それ」はお金だったり、便利でモダンなライフスタイルだったり)
という人間観から生まれた思想だと思うのですが
いざやってみると、思ったより人間は「いろいろ」だったんですね。
真冬に「ガリガリくん」を食べるヤツとか、夏なのに革ジャン着込むヤツとか、いるわけです。
(たとえが変ですね。許せっ。)



すると、「グローバルからローカルへ」っていう動きは、
この「いろいろ」をそれぞれ認めていくっていう考え方になると思うのです。
しかし、それはグローバルと比べて、「ひじょうにめんどくさい」ことになります。
それは、真夏になってもコンビニで肉まんを売り続けるようなものです。
(全然たとえになってない気がします。許せっっ。)



「いろいろ」を「いろいろ」のまま扱うと、「ひじょうにめんどくさい」ことになります。
なぜなら、「いろいろ」が「いろいろ」のままでいると、
様々な場面でいちいち対立が起こり、議論が必要になり、
その都度和解や妥協がないとものごとが先に進まなかったりするからです。。
(「3年B組金八先生」シリーズの3年B組のようなものです。)



その点、グローバリゼーションの考え方は合理的です。
「人間はみんな同じようなものを欲しがるだろう。
欲しがらなければ、欲しがるように仕向けてしまえばいいさ。」
という考え方のもとに設計された社会では、対立や議論を最小限に抑えることができます。
(商いもしやすいんです。「同じようなもの」を売り続けることができます。)


こうして考えてみると、「グローバル」の方が「ローカル」より理にかなってるようです。
まあ、確かに理にはかなってるんです。
でも、人間はそもそもそういうもんじゃないってことですよね。
理には全然かなってなくたって、「ガリガリくん」が食べたくなるのが人間です。
僕は、人間のそういうところが、好きだなあ。



「グローバルからローカルへ」の動きの中で、
「『いろいろ』を守る仕事」がきっと必要になってくると思います。
「いろいろ」が「いろいろ」のままでいるためには、それによって生じる
「ひじょうにめんどくさい」議論や、妥協や、和解などの作業を引き受ける人が、きっと要る。
だれもそれをやらないと、きっと「いろいろ」はだんだん「おんなじ」に向かっていく。
そう思います。「いろいろ」は手間がかかって、弱いんです。


「ああ、僕はそれをしよう」って、映画を見ながら決めました。
「『いろいろ』を守ること」を、僕はやっていきたい。
僕は「いろいろ」が好きだからです。



「『いろいろ』を守る仕事」は、どこにいても担うことができます。
仕事だったり、消費だったりといった日常の生活の中であっても、
僕ら「ふつうの人」には思ったよりたくさんの「表現の場」がある。
「ふつうの会社員」を丸2年やった時点での、僕の思うところです。




「ふつうの人」が社会に向けて示せることを、侮っちゃいけない。
それを過小評価したり、逆に夢を持ちすぎたりしないで、僕はやっていきたいです。
「ふつうの人」のまま、ちょびっとだけ誇りを持って。




「HyunSwingWorld」、カッコよかったなあ。





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最終更新日  2011年05月22日 23時26分58秒
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