コンテンポラリーダンス
先週末に終わったのですが、ケーブルテレビのFOXチャンネルで「アメリカン・ダンス・アイドル」というオーディーション番組をやっていました。「アメリカン・アイドル」のダンスばんです。アメリカ全土で、予選を行い、勝ち残った男女20人ずつで踊りを競う番組です。地方予選では、あっけにとられるくらいひどい人もいるのですが、そんな素人ダンサーの中にもダイヤの原石はいるものなんですね。残った人たちのジャンルは、コンテンポラリーダンス、社交ダンス、ヒップホップなどいろいろ。この番組では自分のジャンル外のダンスも踊らされます。ヒップホップのダンサーがワルツを踊ったり、コンテンポラリーを踊ったり、でもね、皆本当に上手なんです。もちろん技術面では劣るところがたくさんあるんだろうけど、とにかく表現力がすごい。男女で20組のペアになって踊りを競い、男女一人ずつ落とされていき、最終的には男女二人ずつが決勝に進みます。ここまで、残るダンサーの多くはバレエの基礎があったり、どこかしらスクールで踊りの勉強をしている人が多いのですが、今回の優勝者は独学のヒップホップダンサーでした。この番組を見ていると、ダンスへの偏見がなくなります。たとえば、上娘はクラシックバレエですが、コンテンポラリーダンスやヒップホップがこんなに芸術性の高いものだったことを実感したようです。で、ここからが本題。「アメリカン・ダンス・アイドル」のほとんど熱狂的なファンである上娘は、すっかり感化され、「コンテンポラリー踊りたい」と騒ぎ出す始末。今のバレエの先生も若いころモダンバレーを踊っていたので、教えてもらえないかと聞いたところ、今はクラシック一筋ということで、別に先生を探してくれと言われたとのこと。調べたら、駅近くにコンテンポラリー教えているダンススクールがありました。やりたいとなると、いてもたってもいられなくなる娘。さっそく連絡を入れ、先日体験に行ってきました。基礎はバレエといっても、踊りは全く異なるもの。形に縛られるクラシックとは違い、自由に体を使うコンテンポラリーは踊っていると、表現がしやすく面白かったようです。で、さっそく来月からクラシックと同時進行でコンテンポラリーもやりたいと…。ほとんど、事後報告のような感じでした。ちょっと親は複雑。だって、来年は受験したいんだよね個別の塾にも通うんだよねしかもクラシックバレエのレッスンも週2回に増やしたいって言うじゃない。そんな体力あるのやりたいと思うと、我慢ができないのは昔から。相変わらずです。今は特に体調が悪いので、少しでも気がまぎれればいいかなと思ったり、でも、もっと大学受験に気持を持って行ってほしかったり、コンテンポラリー教室に心から賛成できない私です…。