母はショートステイ中
新年あけてから、実は、母はまた風邪を引いてしまい(ひ孫から移ったという話もある…)、また、喉のごろごろが苦しい日々が続いていました。熱も出ず、気管や肺の音もきれいということで、喉のごろごろは、うまく嚥下ができなかった唾液が喉奥に溜まってしまうことが原因とのことでした。風邪が治った今でも、ごろごろは続き、たびたび母に吸引を頼まれるのですが、結局、飲み込みができないので、キリがなく、申し訳ないけど、自分で頑張って飲みこんで、と言ってしまいます。そんな母は介護認定の見直しで、なんと介護5となってしまいました。調査員の方が来た時が、とくに体調が悪く、座位も保てない状況だったので、この介護度となったのでしょう。今は、その時よりは元気になっているのですが…。母の世話は8割がた姉がしてくれているのですが、一番大変なのは、母が一人で留守番ができないこと。すぐ戻るからと声掛けして帰っても、母は理解できず、呼んでも誰も来ないと不安になり、自分で起きようとしてしまうんです。実際にベッドから落ちていたこともあり、それから、姉はおちおち自分の家に帰ることもできなくなっています。疲れとストレスで姉も苛立ち、母にきつい言葉をぶつけてしまうこともしばしば。ヘルパーさんや看護師さんが来るたびに、母は、娘に怒られてばかりだ、姉がいると怖くて緊張すると涙ながらに訴えています。姉はもう限界にきている様子です。この生活を何か月も続けられない、だから、施設入居を考えて欲しいと母に頼んでいるのですが、当たり前だけど、母は拒否。「あなたたちは私の世話が面倒くさくなったのか。」と言われたけれど、「そうではない、できないんだ。」と。今は、確かに姉が頑張っていて、私も協力し、なんとか介護しているけど、その裏で、姉や私の家族たちが犠牲になっていることを、いくら訴えても母には全く通じず、虚しい日々が続いています。本当はショートステイも行きたくないと言っていたのですが、流石に姉も限界だ~、ということで、半強制的に1週間だけはいってもらいました。一週間なんて、あっと言う間。羽を伸ばして遊ぶ暇もなく(もともと私は義母もいるし、孫もいるしで遊べない…)、今後のために、特別養護老人ホームをいくつか見学する予定です。