慌てました
先日、姉と姪と野球観戦に行ってきました。横浜に住んでいるので、応援はベイスターズ。3~4回観に来ていますが、今回初めて勝ち試合を観させてもらいました。ロペス選手のホームランも観れ、筒香選手のヒットも観れ、抑えの山崎投手も観れ、試合後のお立ち台とか花火とか…。それで、テンションマックスで帰り、次の朝、ご機嫌のまま義母のところに行きました。玄関入って、境のカーテンを開けてびっくり。義母がしりもちをついたまま、立てなくなっていました。とりあえず、義母を抱えて椅子に座らせました。母は洋服を着ていたので、初めは、朝起きて洋服に着替えてから、洗面に行ったときに手すりをつかみ損ねてしりもちをついたと思ったのですが、いろいろ見てみると、着ている洋服は前日のもの。そして、パジャマを着た様子もなく、ベッドも私がなおしたまま…。昨夜寝る前に尻もちをついたんだと気がつきました。つまり、一晩その姿勢で過ごしたということです。私が浮かれていた時に、義母は大変なことになっていたんだと、本当に申し訳なく思いました。ベッドに寝かせ、下着を取り替えたり、パジャマを着せたりした後、一応訪問の看護師さんを呼び、体をきれいにしてもらいつつ、骨折していないか、一晩座っていておしりに怪我がないかなど、チェックしてもらいました。とりあえず、大丈夫ということで、医者にはいかないで様子を見ることにしました。それから2~3日経ちましたが、義母はいつもと変わらない生活に戻っています。本当に芯が元気なんでしょうね。この年まで独居で頑張ってきたけれど、最近足腰が急激に弱まってきているのは気が付いていました。でも、私はなんとなく見て見ぬふりしていたような…。今は、夜にもう一回行くのを増やし、パジャマの着替えを手伝い、洗面、トイレの声掛けをするようにしています。看護師さんに来ていただいたときに、オムツやおしりふき、ペットボトルで作るシャワーとか、介護用品を何も用意していなかったことに気が付きました。93歳の立派な高齢者の家に普通はあり得ないですよね。その日のうちにオムツなどを買いそろえたのは言うまでもありません。これから、少しずつ義母のお世話にかける時間が長くなってくるだろうけど、これは仕方がないこと。義母が倒れてからまる6年。一時はどうなるかと思った状態からの驚異的な回復。2度の骨折も乗り越え、本当に心身ともに強い人なんだなと思います。今は、義母が少しでも穏やかに過ごせることに協力していければと思っています。それにしても、尻もち姿を見たときはどうしようかと焦った……。