カラーセラピーＲｏｓａ

先ほども茨城県南部で震度５強の地震がありました。
ここ東京でもかなり揺れましたが、実は昨日とおとといは、その茨城県南部に行ってたのです。
と言うのも、だんなさまの実家が潮来にあるからです。

この潮来、水郷として全国的に有名ですが、元沼地だったため、今回の震災で液状化現象がすごいのです！
1か月たった今でも、電柱や家は沈んだり傾いたりしていて、道路はひび割れいたるところに穴が開いてます。
その空間を目の当たりにすると、自分の平衡感覚がおかしくなって倒れそうな感じがするのです。
しかもいまだに断水の地域もあり、トイレも使えない状況も続いています。

潮来の隣の稲敷にあるアピタと言うスーパーでは、駐車場と建物の間が地割れを起こしており、駐車場はいたるところの凹凸と亀裂がひどく、液状化で発生した砂の山で、全身どころか口の中までも砂だらけになりました。
ここもまだ水が出てないようです。

それだけではありません。
神栖は津波の被害もひどく、電柱やガードレールは倒れ、樹木は枯れ、舗道や道路はぼこぼこです。
「なぜこんなところに？」というくらいコンテナや車がいたるところに放置されています。
いつも地震の揺れが激しい鉾田は、屋根や塀の崩れ落ちている箇所がいっぱいありました。

しかもひどいのが、水が出なくてお風呂に入れないため、そういう入浴施設に行くと、普通に入場料を取られるそうです。
何でもそのお金を義捐金として福島や宮城の被災地に寄付すると言ってるようですが、お風呂に入りに来てる人も、十分に被災してるのに・・・その矛盾に茨城県の被災されてる方は憤慨なさってるようです。

確かに茨城は亡くなった方の情報がないので、被災をしていてもあまり取り上げてもらえず、しかも液状化現象は地震保障の対象にならないかもしれないそうで、本当大変だと思います！
でも特定の地域ばかりフォーカスしたり、支援物資や義捐金が届くのではなく、皆様が困っているところすべてにそういう援助の手が必要だと思いました。

日に日に必要な物資は変わってくるそうです。
被災地によっても違うと思いますが、流通が回復してる地域もあるので、無駄になるものを送ると保管が大変だそうです。
被災者の方々は、そんな時やっぱりお金のほうが助かると言ってました。

だから私たちにできることは、やっぱり少しでもお金を寄付することだと思いました！！
あとは放射能が心配だからと言って、水を買い占めないことですね。
まだ実家のように、水道水すらでない地域もあるのですから・・・

ところで、GWにボランティアにいったり、救援物資を届けに行く方は素晴らしいと思います。ところが、場所によってはトイレの水も流せないところもあるので、行かれる方は、そこら辺をしっかり調べたほうがいいようです。場合によっては、簡易トイレを持っていくとか、おむつをするなどの準備も必要だと思いますよ。