副鼻腔炎や蓄膿症を改善するには
JAAトップインストラクター・整体師・上級心理カウンセラーのなだです。いつも有難うございます(^^♪副鼻腔炎とは、鼻の周囲にある空洞(副鼻腔)の粘膜が炎症を起こしている病態です。副鼻腔は鼻の中とつながっているため、外界からの細菌感染、ハウスダストや花粉のアレルギーなどにより炎症を起こします。鼻詰まり、鼻水、頭痛や顔面痛など、様々な症状が生じます。かぜやインフルエンザに罹患して引き起こされる急性副鼻腔炎なら、病院で処方される抗菌薬や抗炎症薬で自然に治癒することが多いですが、長期化して慢性副鼻腔炎となった場合は、漢方薬による体質改善が有効とされます。漢方では、鼻は五臓の肺と関連が深い器官と捉えています。漢方薬で熱邪を除去し、肺の機能を立て直すことなどにより、副鼻腔炎の治療がされます。肺は直接外気と接するので、外感病の影響により肺の機能が乱れ、副鼻腔炎に罹患します。外感病による場合は、風邪を漢方薬で除去する治療がされます。また、精神的なストレスや感情の起伏などが関与している「肝火(かんか)」証の場合は、漢方薬で肝気の鬱結を和らげて肝気の流れをスムーズにし、肝火を鎮めます。慢性的な副鼻腔炎では、骨格の歪みが原因の場合があります。小鼻の横にある迎合のツボを、頬骨を広げて通りがよくなるイメージで、ツボ押ししてみましょう。空気の通りが良くなって、呼吸が楽になり、夜も熟睡できるようになるでしょう。口呼吸では酸素が脳に十分供給でき難くなります。鼻呼吸で脳までしっかり酸素を届け、脳の酸欠を防ぎリラクゼーションして、脳の働きを改善させましょう。