勉強なんてしなくていい!
テスト前と言うこともあって勉強に頑張る長男。長女の高校の勉強に必死だ。次男はマイペースだけど、何かしらやっている。こんな我が家の子達はお手伝いをしない。世間の子供たちってこんなものなのかな?言われたことは嫌々やるけれど、自分から気付いて動くことが出来ない。ゴミが落ちていれば、跨いで歩く。次男に聞いた。「散らかっている家の中、気にならない?」次男の返事は、、、「もう慣れちゃった。。。」試しにトイレ掃除をしない。次第に汚れてくるトイレ。誰か気付いて綺麗にするだろうと期待して待つのだけれど、あまりの汚さに気付いて掃除をしたのは旦那だった。。。でも、便器の中だけ。。。当番制でやっているお風呂掃除はいつも擦り付け合い。気持ちよく自分から進んで出来ないものだろうか。。。そして、最近の我が家の傾向は兄弟喧嘩が多い。原因は次男にあるのだけれど、姉と兄もそれに対して、同レベルになって喧嘩をしている。夕食前に長女を次男が喧嘩になった。長女にしてみれば次男が可愛くての些細なことなのだけれど、次男は馬鹿にされたと怒っている。そこに長男がやってきて、また軽くあしらう様に次男に接する。また次男が怒り、自分ばかりが馬鹿にされていると怒る。とうとう私の方が切れた。「もう夕食作るの、やめた!」「お母さんは兄弟喧嘩ばかりするような子供に育てるために食事を作っているのではない!」長男は部屋に戻り、勉強を再開した。長女はリビングのソファーで不貞寝。次男はよく分かっていない。片付けをして、「お母さん、ご飯は?」と言って来た。再び同じことを言った。だけど、何も食べさせないわけには行かないので、「食べたかったら自分で勝手に食べなさい。」と言った。分かっていない次男は素直にお釜のご飯を盛って、ご飯だけで食べ始めた。たまたま父親は仕事で帰りが遅かった。私はビールを持って、息子の前に座った。おつまみに既に出来上がったおかずを持ってきた。そして、次男のご飯の上におかずを載せた。飲みながら、、、息子に言った。「どうしてこういう兄弟になっちゃったのかな?」「お母さんはこんな喧嘩ばかりする兄弟に育てているつもりはないのだけどね。」次男は姉と兄が自分を馬鹿にして、からかうからいけないのだと言う。続けて聞いた。「からかわれるにはそれなりの理由があると思うけれど、○○(次男)はどう思う?」落ち着いて、自分なりの反省点を語り始めた。ちょっとのことで直ぐにむきになるのがいけない。すぐに暴力をしてしまうのがいけない。でも、自分なりに一生懸命我慢しているんだ。だけど、我慢が限界になってしまう。息子を褒めてあげた。「お母さんは分かっている。お前が一生懸命我慢をしていることを。だけど、我慢できなくなっちゃうんだよね。」長女は不貞寝をしながら会話を聞いていたと思うので、私からは何も言わなかった。結局、娘は部屋に戻り、何も食べずに朝まで寝てしまった。長男がやって来た。「お腹空いた~」「勝手に食べなさい。」長男に言った。「○○はからかわないで欲しいというけれど、もう少し○○の気持ちを考えてあげられないの?」長男、またからかい調子で「だって、可愛いんだもん」次男、「それが嫌だって言うの!」「家が広くなった。この家を綺麗に気持ちよく過ごすにはお母さん一人の力では無理だと思わない?」「△△(長男)が少しでも手伝ってくれると言うから働きにも出たのに、何も手伝ってくれないじゃない。」「お母さんはお互いに協力し合って楽しく暮らせる家族であることが理想であって、勉強ばかりして、お手伝いや身の回りのことが何も出来ない、人の気持ちを考えられない、そんな子になるくらいなら、勉強なんてしなくてもいいと思っている。そんな人生で何が幸せだと思う?」