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産後ケアのスペシャリストを目指して

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2008.06.07
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カテゴリ:人生
ウィーンのフォルクスオパー歌劇団が実に数年ぶりに来日。
フォルクスオパー専属のビオラリストである友人も、
歌劇団と一緒に来日、演奏する。

数年ぶりの再会!
数年ぶりのオペラ!
これは何としてでも行かなくては。

何年ぶりだろう。オペラ鑑賞は。
新婚の時に暮らしたオーストリア・グラーツで夫婦で鑑賞して以来だ。

本場オーストリアでは、
映画に行くよりも気軽にオペラ座へ足を運ぶ。

ウィーンでは暮らしたことがないので分からないが、
少なくとも、グラーツでは、由緒あるオペラ座で、
お客も皆ドレスアップして雰囲気は抜群だけれど、
チケット代は一番良い席で日本でいう映画代程度。

今回の来日公演のチケット代を知り、腰を抜かしそうになった。
一番良い席で、夫婦で一泊旅行できるくらいの額である。
(四捨五入して一席で5~7万円くらい?!)

3階席でも、帝国ホテル一泊分くらいの価格である。
これでは、なかなか家族でオペラ鑑賞なんてできないではないか。。

友人が出演しなかったら、決して観ることはなかったであろう
今回の公演であったが、

素晴らしい、の一言に尽きた。
「マルタ」を観たのだが、
流れている音楽、踊り、歌、全てが合わさって、
芳醇なワインを飲んでいるような気持ちになった。
なんて豊かなのだろう!

ところどころに「ブラボー!」の声が響く。

ああ、なんて幸せなんだろう。
素晴らしきかな、人生!とかみしめたくなるような。

その素晴らしい舞台に、日本女性である友人もメンバーの一人として参加し、
この空間を創り出していることに、鳥肌の立つような感動を覚えた。

すごすぎるのに、日常ではそんなそぶりをみせないのは、
一流の人の共通点だろうか。

オペラによって、人生の豊かさに改めて気づかされた。
こういう時間って本当に必要なんだな・・・
娘ともいつか一緒に味わいたい、と強く思う。

一流、本物ってすごいんだ。その力強さ、魂に与える影響のパワーに全身が揺さぶられる。

東京文化会館でのオペラ中、
お隣の上野動物園で、子供達と遊んでくれていたパートナーに感謝。

「ぞうさん見たよ~!」と満面の笑顔の娘に
「いつか、一緒にオペラも行こうね」
そう心につぶやいた。





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Last updated  2008.07.09 19:13:13
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