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年下彼氏

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るるる4276

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2006.02.24
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カテゴリ:カミゴト
アタシゎ口から先に生まれてきたと言われる子供だった
もちろん実際にそういう形で出産されたという訳でゎ無い
「口の達者なへりくつ屋の子供」とでもいうような意味だ

幼い頃から本だけが心の拠り所だったアタシゎ
確かに年よりも随分ませてもいたし
自尊心が肥大しまくっていたので
小理屈をこねてゎ内心得意になっていた
今から思えばほとほと可愛げがない子供だった
少なくとも小学校の間 運動の他ゎ
テストと名前のつくもので
100点しかとった事が無いというだけで
自分の事を醜いと思う強さの分だけ
賢い子供なんだと信じこんでいた

物心ついた時から自分の空想を
ノートに書き散らすのが好きだったが
物語りの端くれのようなものを
初めて人の評価を受ける為に書いたのゎ
9才の時だったと思う
それゎ隣のクラスの担任に薦められて
応募した何かのコンクールの為に書いたものだった
思い込みが強いだけで
なんの独創性も無いアタシの童話ゎ
当然のごとくはしにも棒にもひっかからなかった
それでも他人を意識して文章を書く事に
取り憑かれたキッカケにゎ違いない
まだ漠然とだったが
「書いて食べられるようになりたい」
そんな願いを密かに持つようになっていた

やがて高校生になる頃にゎ
かつての栄光も消え去り
三流高校の三流の生徒になっていた
成績も極端で とくにひどかった数学なんぞ
模試をうければなんと県下最下位
受験者数と自分の順位が同じなどという経験をした人も
そんなにいないだろう
ところが何故か国語だけゎ
それでも好きこそ物の上手成れで
全国ベスト50位というアンバランスさ
しかしもはや将来の夢ゎ消え失せ
ただ目の前の現実から逃げ出したいばかり
部屋に籠り現実逃避で読書をするか
書き物をする日々を過ごしていた

その後大学を卒業して
最初に勤務したのが出版社だった事もあり
紆余曲折の末 広告代理店の編集ライターとなったアタシゎ
幼い日夢を見た「書いて食べていく」を実現させた
生活の為に書くという事ゎ
それまでと違ってさらに他者を意識せざるを得なかったが
レトリックを多用し過ぎの自己満足な文章を
伝達するという本来の目的の為に簡素化し
淘汰する技術を学んだ
その頃までゎ自分の事を
「文字を操る事の出来る人間」だと思い込んでいたのだ

ところが
まず長い自称かみだーりぃの時代に
あれだけ好きだった文字を読むという事が
まったくできなくなってしまう
読みたいのに読めないのだ
ましてや文章を作る事など論外だった

そしてカミゴトの世界へ入って
初めて言葉の限界を知った
この見えない世界の話ゎ人間の言語でゎ限界があった
どのように話そうとしても 語ろうとしても
真実から遠のいてしまうのだ
その昔聖書に書かれた神が人々の言葉を様々に作った逸話の
本当の意味ゎただ言語を多様化したという事でゎなかった
我々ゎバベルの住人だ
絵画 音楽 舞踏などなど 
そういう普段我々が「言葉」とみなさない物も含めて
「文字」であり「言語」なのだ
人々が捨て置く中にも間違い無く見えない世界の雫がある
目に見えない世界を言語化する事ゎ非情に難しい
曼陀羅がいかに多くの情報量を伝える事だろうか

少し言い換えてみよう
見えない世界からの情報を
処理するアタシの中のアプリケーションを起動する
人ゎそれぞれのアプリケーションを
既にインストールされているが
無自覚である事の方が多いようだ
起動の仕方を自覚している者が
見えない世界の情報を受信している事を知覚している事が多い
けれど それを他者へデータ化し表示する時
機種依存文字が多すぎて文字化けをおこしてしまうのだ
伝えたいのに伝える言葉を持たない事を
自覚したアタシゎ愕然とした
過った言葉ゎ過ったイメージしか生みゎしない
結局のところ固定観念にとり憑かれている原因ゎ
その「言葉」にあるのだから
アタシゎ「文字を操るもの」などでゎなかった
世の中にゎ語るべき言葉を持つ人々が大勢いる
それゎアタシでゎないのだ

自覚後 アタシゎカミゴトについて殆ど語る事をやめた
リアルで伝える機会があれば 
それを「縁」と思いその時だけ誤解を生まないよう努力をした
そうしてアタシの中にストックされていた筈の
伝達する手段としての言葉が
更にどんどん無くなっているのを感じている
自分の「言語」が何なのか
うっすらと理解してきている
それでも 人としてのアタシゎ
文字に頼りたい欲望を押さえ切れない
今やまったく酷いものしか書けなくなっているのに
それでも 書きたいという欲求だけ空回りしている

すべての言葉を無くした時
それでも伝えたいと願う思いを
祈りと呼ぶのかも知れない







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Last updated  2006.02.24 23:00:02
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