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2006.03.07
テーマ：お勧めの本(7334)
カテゴリ：勝手にオススメ
ときどきなんだか
やたらにやる気がない日や 無意味に鬱な日がある そんな時ｱﾀｼσ(ﾟ-^*)が読むもののひとつがρ(￣∇￣o) ｺﾚ    Basara 作者の田村由実の画風と発表場所が少女誌だった事から ジャンルが少女漫画にカテゴリーされているが これゎその枠に収まらないまさにエンターテーメントな作品 高度な文明が20世紀末に滅び、 江戸時代のような第一次産業が殆どとなった日本の本土は 暴虐な王により統一支配されるようになった 300年の間人々は王家の圧政に苦しめられていたが 貧富の差も激しく 人心ゎ乱れ 飢えるもの 奴隷にされるもの 売られるもの 物乞いをするもの 。。。人々ゎ自分を守る事死なない事が精一杯だった ところがある時 山陽地方の白虎の村に双子の兄妹が生まれる それは予言された子供であった 双児の片割れの兄ゎ国王から人々を救う希望の星とされ 村の外からも崇拝される『運命の子』タタラ様と呼ばれた かたや妹のサラサゎ兄と比べなんの取り柄もなく 両親にも放置され寂しい日々を送っていた しかし 攻め込んできた王の息子のひとり 「赤の王」により 『運命の子』タタラゎ殺されその首がさらされる 赤の王の軍隊ゎそのまま村を皆殺しにしようとしていた 人々ゎ希望を失い自暴自棄になり無抵抗で殺されようとした その時サラサゎサラサを捨てた 長かった髪を切り自分に怯えながら叫ぶ 「殺されたのゎ妹のサラサだ！ 僕に続いて逃げろ！」 村の命を救う為 とっさについた嘘であった 無我夢中のタタラ（サラサ）に従う村びとゎ逃避行の中で 殺される人々 攫われる人々が続出し サラサゎひとり苦悩し追い込まれていく しかし赤の王への復讐の為立ち上がった時 本当の長くつらい革命への旅立ちが始まったのである そう 本当の予言された子供それゎ『サラサ』だったのだ 全国を巡る長い戦いの中で 男として革命に生きる『タタラ』を演じる事に疲れ果てた サラサゎある日革命軍から姿を消し １人の女『サラサ』として お互いに正体を知らないまま恋しあう相手「朱里」と旅を続ける しかし「朱里」こそ白虎の村を殲滅し 兄を父を殺害した「赤の王」その人であった 事実を知らぬままそれぞれ自らの居場所へと戻る２人 既にサラサゎ全国の革命組織の大代表になっていたのである 長い長い戦の果て愛しあいながらも 殺しあわねばならない運命が待ち構えていた そしてついにその時がきた時サラサが選んだ道ゎ。。。 BASARAの前作‘巴がゆく！’で 人気を博した田村由実だけども 巴と同じく自ら運命を切り開き進む強く凛とした女の子が主人公だ しかし彼女ゎいつも悩み苦しむ サラサの考えひとつでｱｯｻﾘとたくさんの命が消えてしまうのだ まだ16才 しかも突然の家族の死と別離の中で 人々の為に自分を捨てる事を選んでしまったのだ なんの覚悟もなく逃げ落ちたら また「ただの女のこ」に戻れると思っていたのだろう この漫画にゎ様々な登場人物があらわれる 幼いサラサが心配して欲しい為に家出をしたせいで 片目を失った美しい揚羽ゎ その美しさの為性奴隷として主人に仕えていた 愛する恋人四道をサラサに殺され仇を討とう狙う身重の千手姫 運命の宝刀を手にしながら 戦わない手向かわない事の強さを体現する北の多聞 民主主義の為合えて殺される事を選ぶ琉球の大統領 折られた手の代わりに口に絵筆を銜え刑場に絵を描き チカラ以外での抵抗を示した王の息子 誰よりも強い腕力と美しさで海賊を束ねる女 主人公のササラの成長はもとより どのキャラにも人生の深みがあり なぜそのような行動をとるのか なぜそう生きているのか そしてどう成長するのかきちんと主張している どの人も悪くないのに 傷つき悲しみ愛する人を失っていく サラサが言った台詞の中で とくにココロに残ったものゎ 「何もしなかったのがいけないのだ」 というもので 王との対決シーンでササラが訴える台詞の一つです 読み進めていくと こことあそこがつながってんの？！と 伏線もはりまくりなので とにかく全巻読んでいただきたい～～～♪ （揚羽が城を支えた時に 「命をかけられる女に出会う」の占いが出てきたのを見て 思わず泣けてしまいました） ちょっと長いですが 読後に“o(￣‐￣*) ｹﾞﾝｷｹﾞﾝｷ!!になれる事請け合いw ハリウッドで映画化してほすぃな～と思うけど これ 変に小さくまとめて欲しくない漫画なので 難しいですね～(＞▽＜;; ｱｾｱｾ お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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