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カテゴリ:コミック的生活
パタリロの中でもっとも重要な位置を占める登場人物はなんと言っても
MI6(英国秘密情報機関)のバンコラン少佐ですね。 最初の出会いはパタリロが英国に親善大使として招待された際の護衛をMI6が担当したこと。 バンコラン少佐はジェームズ・ボンドと同じく00部員の凄腕スパイで、おまけに 根っからの男色家(しかも18歳以下限定)。「美少年殺し」と異名をとるその眼力で どんな少年もいちころ、なんですがもちろんパタリロには通用しません。 (というか最初から対象外?) いつもはクールな超2枚目のバンコランが、パタリロにおちょくられておたおたする姿は、 いつみてても最高に面白い!時々は反撃に出て、パタリロに応酬する少佐ですが 結局最後は、パタリロにしてやられています。 でも、この二人、結構厚い友情で結ばれているのかも? もう一人、忘れてならないのは浮気なバンコランに手を焼きながらも一途な愛を貫くマライヒ。 (もちろん♂そして極上の美少年♪)最初は、パタリロをねらうスナイパーとして 登場したマライヒですが、組織の陰謀が敗れたあと、バンコランと暮らし始めます。 それまで浮気で沢山の恋人を作っていたバンコランですが、このマライヒの一途さに 惹かれて、ほとんど同性愛結婚状態で、ふたりのあいだにはフィガロという 赤ちゃんまで授かってしまうんですね。ところがこのフィガロの正体は実は 大天使ミカエルで・・・・と、なんともすごい展開ですね。 話が進むにつれて、最初は影のある美少年だったマライヒがどんどん専業主婦化して お掃除やら、お料理をいそいそやってる姿はなかなか可愛いもんです。 フィガロが生まれてすぐ、育児ノイローゼになって悩んでいたマライヒには 自分の子育ての姿をダブらせて、めっちゃ共感してしまったり・・・・ でも、こんなでも、彼は小さい頃から英才教育をうけた凄腕の殺し屋で ナイフの腕はどんな敵にも引けをとらないですよね。このあたりのギャップがまた パタリロの魅力だったりするわけですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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