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テーマ:今日の出来事(291697)
カテゴリ:家族のこと
今日は、以前から宣伝していますように私の誕生日。
パパさんからお花をもらって、ちびはケーキを作ってくれました(下の写真です) そして今日はまた、亡くなった父の誕生日でもあります。 ということで、もう少し思い出話を。 ことしも、阪神はなかなかいいペースでペナントレースを繰り広げていますね。 大のタイガースファンだった父も、きっとあちらで、熱くなっている事でしょう。 昭和60年、阪神が悲願の日本一になった年、あれは父にとって最良の年だったのかもしれません。 御ひいきチームの快挙に舞い上がった父は、友人知人を集めて優勝記念すき焼きパーティーを 開催しました。もともとグルメだった父は、すき焼き肉もいつも高級肉を取り寄せていましたが、 その時は奮発して、牛肉10万円分、ついでに松茸10万円分を用意して 客達と喜びを分かち合ったわけです。 しかし、さすが10万円分の松茸、すき焼きに入れるくらいじゃちっとも減らない。 で、七輪をもちだして、焼きマツタケにして頂きました。 あんなに松茸を堪能したのは後にも先にもあれ一度きりです。 それにしても、父が生きているうちに優勝してくれて本当にありがとう、吉田監督! ちなみに、父が死の床についていた夏、高校野球では天理高校が優勝しています。 テレビしか楽しみのなかった父が、どんなに心躍らして観戦していただろうと思うと あの年の天理ナインにも、本当に感謝したい気持ちです。 数多い想い出の中でも、くすっと笑いがもれてしまうのは、父の招き猫の貯金箱。 神棚の横に飾られていたその招き猫に、飲んで帰ってくると父は、 ポケットの中の小銭をぜんぶ、じゃらじゃらと投げ込んでいました。 支払いに小銭を出す、なんてことのしない人でしたから、結構な額ですね。 そして、毎年お正月になると、決まって父が聞きました。 『こっち(ぽち袋)がいいか?猫がいいか?』 実際のところ、結局はぽち袋を受け取るんですが、多分招き猫の中身の方が 金額は多かっただろうと思います。 お正月明けると、銀行マンがやってきて小銭を計算して持って帰ってくれましたが おそらく5万前後にはなっていただろうと思います。 でも、小銭でもらってもね~~~** PHOTO by HIRO お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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