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カテゴリ:SWEET MEMORIES
彼岸花の日記のコメントで、EyeTeaMerさんが飛鳥の事に触れられてたので、 ひとつ懐かしい話を思い出しました。 歴史上の人物で、誰がいちばん好きか?と問われたら私は間違いなく 『大海人皇子』と答えると思います。それも天武天皇ではなく皇子の時の彼です。 額田女王を兄(中大兄皇子/天智天皇)と争った、というラブロマンスは有名ですよね。 茜さす 紫野ゆき 標野ゆき 野守は見ずや 君が袖振る (額田女王) 紫の 匂える妹を 憎くあらば 人妻ゆえに 吾恋めやも (大海人皇子) 有名なこの相聞歌は、実はこっそりと交わされた愛の歌ではなくて 大勢の人の前で、茶目っ気たっぷりに披露された歌だという説もありますが それでも、充分ロマンティックですよね。 ところで昔、『JUNE』という伝説的な雑誌がありました。ま、アブノーマルな耽美趣味、というか いわゆるB.L.の先駆けとなった同性愛をテーマにした雑誌で、もちろん私、愛読してました。 そこに掲載された『飛鳥暮色』という漫画を原作にして、高校時代に学祭で演劇を上演したんです。 その話は、いわゆる有馬皇子事件(無実?の罪を着せられ、まだ年若い皇子が処刑された)を モチーフに、有馬皇子と大海人皇子がちょっと妖しげなムード・・・・という 歴史学者の先生が聞いたら卒倒しそうな内容だったんですが、なかなかの出来でして 演劇部門で第三位に入賞しました♪ 自慢じゃないですが(いや明らかに自慢?)私、脚色・監督・助演(もちろん大海人皇子役)を 兼任してこなしました(というか言いだしっぺだったから責任とった)。 その舞台の気持ちよかったこと!! 歌が上手かったら絶対、『宝塚に行きたい!』なんて思っちゃうところでしたね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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