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テーマ:今日のこと★☆(105779)
カテゴリ:仕事の話
健康診断でバタバタして、今日は仕事が停滞気味。
アパレル関係といえば聞こえはいいですが、要は末端の下請工場ですからね~ メーカーさんの要望にあわせて右往左往の毎日です。 最近の業界の傾向として、人件費節減のために素材の調達や加工、縫製、すべて アジア方面に発注するメーカーが増えました。ユニクロのように自社工場を 現地に作っているケースも多いですし。 価格的にそういうのと競争するのは土台無理ですから、国内工場としては品質の向上を図って 差別化して行くしか道はないわけです。 となると、加工工程はどんどん複雑となり、原材料も新しい素材が開発されてその度 新しい加工方法が必要となってくるわけです。 私の所属している部署では、各素材をメーカーさんの希望の色に染める為の ビーカーとよばれる試し染めした色見本を製作しています。 その色見本でOKがでると、実際に生地を染める為のデータに打ち替えて現場の機械に回す それが具体的な私の仕事なわけです。 うちの工場も人件費節減のため、中国からの『研修生』と呼ばれる、出稼ぎ労働者を使ってます。 よくは知らないんですが、日本人労働者の半分くらいの人件費だとか・・・・ そして彼らは、お金を稼ぐことを第一目的に来日してますから、残業・休日出勤大歓迎で 働いてくれるので、会社としてはありがたい労働力なんですね。 だいたい3年の研修期間でやってくる彼ら、その3年で自国にマイホームを建てるだけの 資金を貯めて帰国するらしいです。 今年の春、帰国した青年はなかなか日本語が達者で、みんなの通訳的存在だったんですが 帰国の際には、最新型のパソコンやら、テレビやら買い込んで自国に送ったと 自慢してましたっけ。 そんな彼らに片言の日本語でコミュニケーションをとりながら指示を出し、 予定の工程をいかにこなして行くか・・・なかなか大変ですね。 ところで、何故か中国人の彼らと話す時は、みんな中国語っぽいなまりになってしまうのが 不思議ですね~ 『これ、○○しないとだめね~!』 『これ××か?ちがうね~こうするね~いいか~?』 イントネーションまで中国風。 そして彼らの日本語も微妙に関西なまりに。 『ちゃうわ~』 『これ、~~や!』 ときどき、すごいにんにくの匂いをさせていたりといろいろ生活習慣の違いに驚いたり、 これも小さな国際化なんでしょうかね? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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