ＲＯＳＥＭＡＲＹ　ＧＡＲＤＥＮ

子どもの頃からひねてた私、普通の女の子の好きなキャラクターには何故か拒否反応があって

『キティちゃん？二頭身で口がなくて変なの～』とか

『キキララ？ガキっぽ～い･･･』

なんて感じでした（今は立派なキティラーですが）

そんな私が唯一好きだったのが『スヌーピー』。

というより、実は『月刊SNOOPY』という雑誌を定期購読して、通販でグッズを

集めるほどのファンだったです。

中でもお気に入りは、天才ピアニスト・シュレーダーとおてんばルーシーのハチャメチャカップル。

（いやいや、カップルなんていうとシュレーダーがかわいそうか）

いつもは『杉田かおるかっ！』て言うほど毒舌のルーシーが、彼の前だけはちょっとしおらしくって

妙に可愛いのが可笑しかったですね。

それからもちろん、我らがチャーリーブラウン。

何をやってもダメダメで、好きな赤毛の女の子の前でもドジばっかり、野球は連敗続き、

飼い犬のスヌーピーにまでコケにされるチャーリー。

でも哀愁があって、何故か憎めない味のあるキャラでした。

そんな彼のせりふでひとつ、今でも覚えているのが、

乾燥機から出してきたばかりの、ぬくぬくのくつ下をたんすの引き出しにしまい込んで


『幸せとは、引き出しいっぱいの、ほかほかなくつ下････』


とつぶやいてにっこり。これには参りました。彼が言うからこそ深～く沁みる言葉。

ただ、実際にくつ下を乾燥機にかけたりすると、全部縮んでベビーサイズになっちゃうんで

お勧めはしませんが････