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テーマ:京都。(6101)
カテゴリ:とりとめのないお話
会社からの帰り道。
若いお母さんが幼稚園くらいの子供さんの手を引きながら、何かお説教をしているようです。 「せやからなぁ、あのお店にぃ、制服着た人がいやはったやろ?・・・・」 内容はよくわからないんですが、その言い回しがいかにも京都の言葉・・・って感じで。 ひとくちに関西弁、と言っても大阪、京都、神戸、奈良・・・それぞれ微妙に、 というかかなり違ってます。 大阪はまるっきり、吉本新喜劇の言葉ですよね。元気で愛想がよくて、ずうずうしい?(笑) 神戸はちょっと怖いかも?まあ日本一の○暴関係の街でもありますし。 「○○しと~」 「している」をこう言うのが特徴かな?あまり詳しくは知らないんですが。 我がふるさと奈良はどちらかといえば、大阪、それもいわゆる河内弁に近い。 「ほんでみぃ、○○やからなぁ、××なんやどぉ」 この言い回しがあまり好きじゃない・・・語尾に「みぃ」と付くのが特に嫌いですね。 で、高校から京都に通うようになって、意識して京都っぽいしゃべり方をするようになりました。 その時気づいたんですが、京ことばでは、よく形容詞を2つ重ねて使うんですよね。 「今日は、寒い寒いなぁ」 とか、 「このお漬もん、辛い辛いわぁ」 とか。 (最初をゆっくり、後のを早めに少しイントネーション上げて言います。わかります?) それと特徴的なのは、自分より目下の者のことを話す時も敬語をつかうこと。 たとえば自分の子供の事を話す時 「今日な、うちの○○ちゃんが××しやはってん」 とか、飼い猫でも 「うちのミイちゃんに餌、食べさせてあげんとあかんし」 ぶりっこ?って思うほどなんですが、これがごく普通。 京都の昔からの商売やってる人なんかは、男の人でもこういう話し方ですね。 「うっとこのお店は良心的どっせ、安心してお買い物しとくれやす」 あんまり優しい言い方過ぎて胡散臭い・・・というのも確かですが(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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