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今は手放してしまいましたが、昔、パパさんの両親が暮らしていた家には
よく手入れされた山茶花の生け垣がありました 冬の間中、白と赤と、そして2色が混ざった花とが次々に開いて 見事だったのを、この季節になるとよく思い出します 所謂出来ちゃった婚だった私達 当然ながら、私の実家で父の猛烈な怒りにあって、散々叱られました もう勘当されるかも‥という不安の中でパパさんの両親に挨拶に行った時 『そんな中で子供を産むのは大変、私たちは味方だから安心して頼っていいのよ』 そう言ってくれる義母の言葉が、涙が出る程嬉しかったのです 後になってよくわかってくると、いろいろと世間一般の嫁姑の例に違わず 気持ちの行き違いもあったりしましたが、子供たちが大きくなり家の事情が悪くなるにつれ、 どんどん疎遠になって、もう今は殆ど行き来もないので気にもならなくなりました 今はただ、義母が大事にしていた山茶花の生け垣と、あの時の言葉と よい思い出だけを胸にしまって置こうと思います お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.12.16 02:35:59
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