ＲＯＳＥＭＡＲＹ　ＧＡＲＤＥＮ

冷たい風を頬に感じて

一人で帰る道で

いつも思うのは

心の距離と離れている時間

どんなに繰り返して好きと言っても

ほんの一瞬の抱擁にもかなわないし

どんなに胸を打つ熱い愛の言葉も

あなたの手のぬくもりの代わりにならない

気持ちはいつも一緒に居るよと

それはわかっているけど

触れたい

あなたの鼓動、熱さ、息苦しい程のキス

それがわがままだというなら

そうなのかも知れないけど


そして木枯らしに吹かれて

一人で彷徨う迷子の私

いつになったら辿り着けるの？

暖かいあなたの胸に