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2007.10.16
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カテゴリ:家族のこと
日曜日に母のお兄さんが亡くなって、急遽実家に帰ってきています。
昨夜がお通夜、今日はお葬式に参列して来ました。
母の実家は奈良の南の方、吉野に近い山間の町です。近くには長谷詣でで有名な長谷寺や
万葉集に出てくる大和三山があり、万葉のふるさとらしい静かなところです。
亡くなった伯父は母とは10歳以上年が離れていて、祖父が早くに亡くなっていたので
ほとんど母の親代わりのような存在で、私たち姉妹も小さい頃からとても可愛がって
貰っていました。
子供の頃は夏休みなどに長期滞在することも多くて、田舎というとここを思い浮かべます。
以前の日記にも、ここの想い出を書いたことがありました^^
http://plaza.rakuten.co.jp/rosemaryjam/diary/200508160000/
大人になって京都に嫁いでからはめったに足を運ぶこともなかったので、今回久しぶりに
訪れて、町の様子や母屋の造りなどがすっかり様変わりしていて驚きました。
伯父の子供達、つまり私たち姉妹のいとこですが、こちらも見事に女の子ばかりで
しかもうちより一人多い四人姉妹><
子供の頃は歳の近かった三番目のK姉ちゃん(私のひとつ上です)とよく遊んでました。
虫採り、花火、かくれんぼ、川遊び・・・・
懐かしいですね~
小さい頃私は、本名の一部をとって「こうちゃん」と呼ばれる事が多かったのですが
今では誰も呼ばないそのよび名を、この田舎に行くとみんなが呼んでくれます(笑)
それだけでタイムスリップしたような気分。
みんなそれぞれいい年のおばさんになりましたが、いまだに従姉妹たちと顔を合わせると
自分が小さな、人見知りをして隅に隠れてばかりいる「こうちゃん」という名の女の子に
戻ったような気がしてしまいます。
伯父は母の親代わりでもあったので、法事やら祝儀事やら、何かあると必ずやってきて
くれました。歳の離れた母が余程可愛かったのか、大病で二度手術をした母を心配して
私たちの顔を見る度に
「お母ちゃんを大事にしたってくれよ~」
と繰り返していました。
あまり実行できてないかも知れないです・・・伯父ちゃん、ごめんね。
八十歳を過ぎても元気だった伯父が倒れたのが半年ほど前。
そのまま一度も意識が戻らないで、とうとう帰らぬ人となりました。
たまたま入院していた病院が伯父の家よりうちの実家に近かったので、母は毎日のように
見舞いに行ったり洗濯物を持ち帰ったりしていたようです。
私も引越しやらその他のゴタゴタがあったので、伯父の意識が戻ったら・・・と思って
見舞いにも行けないうちに逝ってしまわれました。
死亡の知らせを聞いた時、後悔はしたものの覚悟もあったのか淡々と受け止めていた
のですが、お通夜で従姉妹たちの涙顔を見て急に胸がいっぱいになりました。
そしてお棺のふたを開けて安らかなお顔を見せて頂いたら、昔の懐かしい想い出やら
いつもニコニコと私の名を呼んでくれた顔やらを思い出して涙が込み上げてくるのを
抑えられませんでした。
またひとつ、懐かしい想い出が遠くなってしまったなぁ・・・
私たちもいつかはこうして想い出の中に消えていくんでしょうね。
その日まで精一杯、今の人生を生きていかなくちゃ。
伯父ちゃん、どうか見守っていて下さいね。
天国でのんびりと、好きな花を眺めたり俳句を詠んだりしてください。
ご冥福お祈りします・・・





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Last updated  2007.10.16 23:42:19
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