やっとモンサンミッシェルの本物オムレツ!
モンサンミッシェルプラールおばさんのオムレツ今日の午前中は御茶ノ水にいました。11時前に用事が終わったので、ランチをどうしようか迷ったのですが、東京国際フォーラムのホールAの入口にあるレストラン、ラ・メール・プラールでちょっと豪華なランチを食べよう~♪ という気分になってしまい、予約もなしに行ってみることに・・・”ラ・メール・プラール”は、フランス、モンサンミッシェル島内にあるオムレツで有名なレストランが本店で、その支店として出店しているので、ここで食べるオムレツは、プラールおばさん直伝の、本店と同じものが出てくるはずです。一度はちゃんと本物を食べてみたいと思っていたので、時間的にも間に合いそうだったので、行くことにしたのです。東京国際フォーラムは、AEAJのアロマフェスタとかセミナーとかで使うところなのでよく行く場所です。いつもは地下鉄の日比谷や二重橋とか有楽町の駅(普通の出口)から歩くとか、東京駅の丸の内から歩いたり・・・でも今日は、御茶ノ水からだと地下鉄とJRとどっちがいいかちょっと迷って、JRの改札に入ってしまいました。そしたら・・・中央線快速が、なんかの影響で5分遅れているとかだったので、すぐに来た総武線の普通電車に乗って秋葉原で乗り換え、有楽町駅で降りてみました。ふと見たら、”東京国際フォーラム口”の矢印が見えたので、左側の通路を行ってみたら・・・地上に上がると、目の前は東京国際フォーラムでした。こんな目の前に有楽町駅の出入り口があるなんて初めて知った。。。東京国際フォーラムの中庭を抜けると、一番奥にホールAがあります。ホールAの出入り口の手前に”ラ・メール・プラール”がありました。中庭からは、カフェ の中が見えていましたが、席がガラガラで誰もいない・・・ まだやってないのかな? と思いながら中に入りました。中に入ってすぐの受付で喫茶か食事が訊かれ、オムレツの食事がしたい と言うと、タブレットで席の確認などをしてからすぐに奥のレストランの方に案内されました。ちょうど11時20分頃でした。エントランスの奥にある重そうな扉を開けると、そこは明るい、大きなダイニングルームで、かなり客が入っていて、左側にはオープンキッチンがあり動き回る職人が何人も見えました。案内された席の周りは、2人連れの女性客ばかり・・・雰囲気は、サービス料がしっかりかかるな という感じのレストランでした。ここでの平日ランチタイムのメニューは、1,650円(税サ別)で3種類あります。 A・・・日替わり前菜、伝統のオムレツ、パンまたはポテトフライ付 B・・・日替わり前菜、伝統のマルミット料理、パンまたはポテトフライ付 C・・・日替わり前菜、ラ・メール・プラールスペシャルメインディッシュ、パンまたはポテトフライ付他には、オールデーメニューが Aコース2,800円、Bコース3,200円、Cコース3,600円(いずれも税サ別) で、 Aコース・・・パンまたはポテトフライ付、 【前菜】スープまたはサラダ 【メイン】パスタまたはムール貝 デザート 【飲物】コーヒー、エスプレッソ、紅茶またはカフェラテ Bコース・・・パンまたはポテトフライ付、 【前菜】スープまたはサラダ 【メイン】名物のスフレオムレツまたはノルマンディー風ポークまたは伝統的な煮込み料理 デザート 【飲物】コーヒー、エスプレッソ、紅茶またはカフェラテ Cコース・・・パンまたはポテトフライ付、 【前菜】スープまたはサラダ 【メイン】伝統的な牛肉のココット デザート 【飲物】コーヒー、エスプレッソ、紅茶またはカフェラテや、アラカルト料理では、オムレツは2,000円 というのもありました。周りを見ると、ムール貝がテーブルに置かれているところが何カ所かありました。どうも、何かの記念日にお友達とお食事している という感じのテーブルがいくつか・・・私が席に着いたとき、どこからか香水の香りがホワーンとしてきて、広いダイニングルームの雰囲気(内装とかスタッフの動き、オープンキッチンにいた外国人の職人さんなど)といい、まるでパリのレストランにいるよう ・・・・・といっても日本人ばかりだから、最近のパリではあまりないか・・・・・ に思えました。皆さんちょっとお洒落して、お友達とか家族とかと予約して来ているようでした。グラスワインを飲んでいるところもあったし、女性の2、3人連れが多く、一人客は見当たらなかった...後から、やっと一人目の男性客が入ってきて、親戚風の年配女性3人と一緒でした。私はランチメニューAとグラスでシードルの辛口を1杯注文しました。ランチメニューでは、前菜を南瓜のスープかスモークチキンのサラダのうちから、サラダを選びました。周りを見ると皆パンが置かれていたので、ポテトフライではなくパンにしました。最初に、冷たく冷やしたグラスと、ラ・メール・プラールの名が入ったシードルのボトルが運ばれ、目の前で注がれました。これは、本店で使っているシードルのようです。ボトルの形は、ボルドータイプでした。普通シードルってお茶碗のようなカップで出されるのですが、ここはさすがにちょっと高級めなレストランなので、グラスで出されました。シードルのお味は、美味でした♪ラ・メール・プラールにて ランチメニューAにシードルを付けてすぐに前菜のプレートが出されました。スモークチキンのサラダは、エディブルフラワーが飾られて見た目も綺麗でなかなかよかったです。シードルを飲みながら、いい雰囲気でした♪運ばれてきたパン一切れも、普通の小麦粉ではなく、全粒粉だかの味のあるバゲットで、なかなかよかったです。しばらくして、大きなオムレツの皿が運ばれてきたときには、「うわーっ」とちょっと感動しました。私の前にも、数カ所にオムレツが運ばれていたのですが、一人分が大きくて、初めて見るとちょっとビックリします。かなりインパクトのあるオムレツには、キノコのクリームソースが付けられていて、「オムレツの表面にはバターを塗り、塩味を付けてあるので、先ずはそのまま食べてみてください。それからキノコのソースを付けてどうぞ」と言われました。オムレツはかなり膨れていますが、切ると中からは細かい”泡”が出てきます。でも、透明な泡で、以前、モンサンミシェルの対岸のレストランで食べたニセモノオムレツのつぶれてドロッと出てきた卵汁とは全然違いました。でも・・・オムレツ自体がかなり大きく、中から出てくる”泡”の量も多く、食べているうちに飽きてしまって......シードルのアルコールがまわってきたせいか、お腹も一杯になってきて、美味しいパンも残し......高価なオムレツの”泡”と格闘を続けたのですが、キノコのソースがオムレツと同系統の味だったため、食べきるのはかなり大変でした。ソースがクリームソースでない、別の味だったらまだ食べる気が起きたのだけど。。。このオムレツは、その起源が、プラールおばさんのところに急にお客さんが来て、台所には卵しか無かったので、慌てて卵を泡立てて作った、見た目のインパクトでごまかしたもてなし料理だから・・・これだけでお酒のお供にするにはかなり無理があります。これなら、日本の台所だったらお出し、鰹節なり昆布なりがあるでしょうから、それと卵でだし巻き卵でも作れば、お酒のつまみにバッチリでおもてなしできると思うんだけど・・・このオムレツは、話のタネに一度は食べてみてもいいけど、次はもういいです。ここには、他にも伝統のマルミット料理とか、小鍋の煮込み料理などもあるので、そちらの方がよさそうです。周りでも、一皿のオムレツをシェアしながら別のお料理を食べていたテーブルもいくつかあったし、明るくて女性客の多いお店のせいか、お料理のシェアは自然にできる感じでした。なので、複数で行ったら、オムレツを頼むのは一人にして、他の人は別のもの(肉の煮込みやムール貝など)を頼み、オムレツはシェアして味見するだけというのが一番よさそう というのが今日の私の感想でした。12時数分前に周りを見ると、満席でした。お腹一杯で、場所を変えたかったので、食後の飲物とかはやめて(税とサービス料が付くので)、席を立ちました。重厚な扉を開けてエントランスに出ると、2人連れの若い女性が椅子に座って空席待ちしていました。ここには、ラ・メール・プラールのガレット(ビスケット)の箱が積み上げられていたので、2つお土産に買ってみました。お会計は、お土産の350円(外税)2箱も加えて、3,429円でした。レストランでのシードル付のランチが、税とサービス料を入れて 2,655円もしました。うーん、オムレツのランチにしては高い!!!レストランの雰囲気はいいけど、食後の満足感がちょっと。。。。。今まで、似たようなスフレオムレツを食べてきたうち、一番酷かった?のはモンサンミッシェル島の対岸のレストランで食べたニセモノオムレツ・・・つぶれて中からドロッと卵汁が出ていて全然美味しくありませんでした。ここのよりは、先日の二子玉川のオムライスの方が、半分はデミグラスソースがかかっていたり、ソースの下部分にはケチャップライスが入っていたりで食べやすかったです。オムレツ自体も、熱々の鉄鍋の上にのっていたので、鍋底でおこげを付けたり焼き加減を調節したりできたし・・・京都の玉子宝楽は、ベースが茶碗蒸しだったので別物でしたが、スフレ部分の量もちょうどよく美味しかった♪。。。。。バックナンバー”二子玉川でモンサンミッシェル♪バックナンバー”四条大橋のたもとでモンサンミッシェルのオムレツ?♪私は、もともとフワトロって好みじゃなくて、親子丼はちゃんと火を通した方が好きだし、オムレツも半熟は好きではないし・・・ここのオムレツは半熟ではないのですが、中から出てくるアワアワは私にはちょっと持て余してしまったので.....最初に見たときには大きくてインパクトが強かったのですが、量が多すぎたし.....もうちょっとオムレツが小さくて、他の味のものも組み合わせられたらよかったのに.....後で知ったのですが、ここのカフェの方での軽食だと、外税ですがサービス料10%が付かないので、一人で食べるにはよさそうです。カフェのメニューは、プラス200円でソフトドリンクも付けられます。 ”プティオムレツセット”・・・1,500円 プティオムレツ、本日の付け合わせ、フライドポテト、パン、メリメロサラダ ”クレープサレ”・・・1,200円 クレープロール、スモークチキン、カマンベール、リンゴ、メリメロサラダ、野菜のマリネ ”サラダセット”・・・ 800円 グリーンサラダ、パン、バター、コーヒーまたは紅茶オムレツも、プティ(小さな)サイズなら、気軽に試してみられるし。。。写真では、プティ でも一般的なオムレツの大きさなので、それで充分な気がします。私はワンプレートの クレープサレ が野菜もいろいろ盛り合わされていて、ちょっと惹かれました。飲物は別なので、付けると1,512円になりますが。。。ここのパン(バゲット)は味があってなかなか美味だと思ったので、グリーンサラダのセットでもよいかも....飲物付きで外の景色を見ながらのんびりできるし、864円は場所的にはまあお手頃価格かな。。。お腹一杯になり、東京国際フォーラム地下から東京駅に向かってみました。ここの地下から東京駅に向かうのは初めてだったのですが、すぐにあった改札を入るとそこは京葉線のホームの上部分で、そこから左方向に歩き、かなりの距離を”歩く歩道”を通ってから上に上がると京葉ストリートに着きました。ここにあるお店(以前、八天堂のふるーつパンやくりーむパンを買ったところです)でお弁当類を少し見たのですが、叙々苑の焼き肉弁当は重すぎるし、天のやのたまごサンドが無かったので、少し歩いて、駅弁を売っているところで2つ買ってから電車で帰路に着きました。今日、お土産に買ったラ・メール・プラールのお菓子です。3種類、サブレ、ガレットキャラメル、パレのうち、ガレットキャラメルとパレを買ってみました。サブレは、レジの前で小皿に試食用があって、1枚食べてみたら思ったよりしっとり厚みがありました。3種類のうち、サブレが一番薄くてサクッとしていると思ったんだけど。。。ラ・メール・プラールのガレットのお土産”ガレットキャラメル”の表示は、ビスケットで、小麦粉、バター、砂糖、バター風味キャラメルチップ、バター風味キャラメルペースト、全卵、食塩、カラメルシロップ、香料 で、「ビスケット6個入りの袋が二つ入っております」とありました。”パレ”の表示は、クッキーで、小麦粉、バター、砂糖、全卵、粉末卵黄、食塩、カラメルシロップ、香料 で、「クッキー4個入りの袋が二つ入っております」とありました。どちらもマーガリンやショートニングは使っていません。バターと卵を中心に作っているので、美味しそうです♪カロリーはかなり高そうだけど、人工的な食用油脂は使っていないから。。。ビスケットとクッキーの表示の違いって???・・・ビスケット類の表示に関する公正競争規約というのを見てみました。そこには、まずビスケットとして、「ビスケット」とは、小麦粉、糖類、食用油脂及び食塩を原料とし、必要により澱粉、乳製品、卵製品、膨脹剤、食品添加物等の原材料を配合し、又は添加したものを混合機、成型機及びビスケットオーブンを使用して製造した食品をいう。 とありました。そして、ビスケットのうち施行規則に定めるものにあっては、クッキーと表示することができる。「クッキー」とは、「手づくり風」の外観を有し、糖分、脂肪分の合計が重量百分比で40%以上のもので、嗜好に応じ、卵、乳製品、ナッツ、乾果、蜂蜜等により製品の特徴づけをおこなって風味よく焼きあげたもの。 その他、全国ビスケット公正取引協議会の承認を得た場合 とありました。つまり、まずビスケットがあって、その中の一定のもの、手作り風でバター類が多いとかの特徴があり、風味がよいものがクッキーと表示できるようです。これは日本での表示の基準なので、外国での呼び方はまた違います。アメリカでは主にクッキーだし、イギリスでは全てビスケットだし、フランスはまたちょっと違います。。。。。でもって、今日買ってきたお菓子は、お店の人は厚みと食感が違います と言っていましたが、ビスケットとクッキーを一箱ずつでした。(サブレは買わなかったので、なんの表示かは不明です。)食べてみるのが楽しみです♪今日買ってきた駅弁です。夫はいつものこばやしの極撰炭火焼き牛たん弁当で、私の分は”うに帆立めし”というのにしてみました。うに帆立めし の駅弁ご飯が多かったです。今日は、ちょっと食べ過ぎて、お腹が一杯になりすぎた一日でした。。。。。。