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テーマ:ノンジャンル。(2210)
カテゴリ:France
今日、13歳になる息子にある問題を出した。
お父さんは37歳で、その息子たちはそれぞれ7歳、4歳、2歳。 何年後に、3人の息子たちの年齢を足した数が、お父さんの年齢と 同じになるだろうか、という問題である。 何年後を X として、方程式で答えてね。 息子はまず、この問題の意味がいまいちわからないらしく、 その次に、7+4+2 が 37 ではないことに、しばらく凍結した表情。 私も凍ってしまった。 仕様がないから、もう一度問題を読ませる。 そこで息子はしばらく部屋で考えたあと、 37=(7+X)+(4+X)+(2+X) かなあ、と 言ってきた。 あ~、馬鹿ほど可愛いって言うけど。 これってね、お父さんは年とらないってことかい。 子供が年とったらお父さんも年取るんだよねえ。 私は別だけど、、、と加えながら。 と、説明しながら、もしかしたら、息子の言うことも一理あるかも知れない。 と、思いつつも、でも、考え付かなかったかなあ、とやっぱりため息が出てしまう。 フランスの2ヶ月の夏休みの間に一冊の問題集を終えることのなかった息子。 去年は学級で一番優秀なクラスにいたので、私も手を抜いた。 その前の2年間は彼にぴったしくっついて猛勉強させた。 低学年で勉強の仕方を教えておけば、後が楽だろうと思ったからである。 … 甘かった。 息子に、「今年のクラスは誰と一緒なの?」「J」 「JってあのクラスでびりっけつのJ?」 「そう。」「で、ほかにはどんな子がいるの?」 「落第して今15歳の子とか、もうさ、180cm近くの身長があってさ、今のところ おとなしいよ。問題児っぽいのが4人いるんだ。」 「で、前いっしょにいたクラスの子達はどこへいったの?」 「別のクラス。」 … また、彼の家庭教師状態の日々が始まろうとしている。 私が面倒見れるのは、数学、フランス語文法、歴史、生物、英語。 フランス語もつづりをよく間違えるし、読解もちょい弱い。 女性名詞などの動詞の一致などもよく間違える。 英語はやはり文法がもろに弱い。 数学、鍛えがいがあること確実。数学できる子だと思ってたのになあ。 練習量が少ないのは確実。 物理は避けます。スペイン語、歴史、フランス語は主人が時々見る。 主人は息子が空手とほかの武術ができればいい、と最近思っているみたいで、 あまり期待はできない。 まあ、健康が一番だから。健康第一です、はい。 P.S. 日記を書き始めた時、息子が37=7X+4X+2Xと書いた、と書きましたが、 私の入力ミスです。気がついたら、すでに75名のご訪問者の方が…。 ご訪問ありがとうございました。 答え: 37+X=(7+X)+(4+X)+(2+X) 37+X=7+4+2+3X=13+3X 37-13=3X-X 24=2X X=24÷2 X=12 プチ・フランス語 方程式 équation Un père âgé de trente-sept ans a trois enfants âgés de sept ans, quatre ans et deux ans. Dans combien d'années l'âge du père sera-t-il égal à la somme des âges de ses trois enfants ? 掛ける multiplier 割る diviser 足し算 l'addition Le chiffre zéro : Ce signe nous vient de l'Inde où il fut imaginé dans les premiers siècles de notre ére pour symboliser le “vide”. 「ゼロ」の概念は古くは今世紀初期にインドで「空虚」を象徴するものとして 考えられたところから来ています。 Maths pour tous Niveau 1 Collège BEP-CAP par Constantin Chassagne、 Editions Casteilla (CATEILLA出版、コンスタンタン・シャッサ-ニュ著 「みんなの数学」中学生用 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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