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カテゴリ:健康
~メキシコの祈祷師~ (フランスのテレビ「ARTE」から)
フランスのテレビで、メキシコの祈祷師のドキュメントが最近放映された。 フランスや日本では、考えられないことをやっていた。外科医のような ことをナイフとはさみだけで行うのだ。もちろん、静粛な祈りが入る。 祈祷師は髪の長い太り気味の男性。彼の母親も祈祷師で、小さい頃 から母の祈祷と外科手術場面を普通のこととして手伝いながら見てきた。 祈祷師として活動を行っているのは、彼ではなく、インディアンの神の 仕事だという。彼は媒体に過ぎない。インディアンの神は生前、酋長と して民を救うために人生を捧げた人物。 祈祷師が患者に与える処方箋も、このインディアンの神が祈祷師の耳元に 一回のみささやく漢方のような名前をメモっているだけだと言う。 祈祷師は悪魔を見たことがある、と言う。とても、意地悪、悪意に満ちた 顔で、と、部屋の中にあった鏡に描かれたイラストを見せる。この鏡、 割っちゃいけないんだよ、と言う。怖いなあ、割れたら、どうなるの、と 思わず聞きたくなる。 たくさんの人が毎日のように、この祈祷師の家に集まる。メキシコ人 だけではなく、国外からも患者がやってくるという。祈祷師の仕事が円滑に 運ぶようにマネージャーのような仕事をしている人物は、フランス語が できた。ちゃんと待合室が設置されている。祈祷師はフランスから来た ジャーナリストと撮影スタッフに向かって、待合室にいる人々の顔を見て、 みんな不安気で絶望に満ちている。ここに来るのは最後の手段として来る のだろうと言う。その中に、本物の若い医者が患者として来ていた。医者だ から、逆に自分の体を分析して、悪化してしまえば、長くは生きられない かも知れない、現代の通常の方法では直せないことがわかっているから、 と不安を募らせて、祈祷師のところに来ることを決めたらしい。 若い医者には養っていかなくてはいけない妻子がいる。まだまだ生きて 仕事をしなくてはいけない、と最後の望みをかけて来た。 そう言いながら、彼はフランスの撮影隊に、祈祷師のはさみとナイフだけを 使った祈祷手術を受ける寸前でも頭の中で、自分は来るべきではなかっ たかも知れない、と思っていた、と言う。よくわからなかったのは、 手術前に患者が麻酔を受けているとは思えないことだった。 手術後の若い医者は、ジャーナリストに、「大丈夫か。」と聞かれて、 「大丈夫。」と、特別苦しそうでもなく、妻に付き添われて、祈祷師の家を 出て、夜の閑静な通りを少し、ゆっくりと歩いて帰っていった。 私は頭の中で普通、安静にしてしばらく寝ているものじゃないの?と 思ったから、驚いた。一緒に見ていた主人は、外科手術しなかったんじゃ ないか、と言っていた。私は、若い医者を見た後で、祈祷師が血まみれの 指を布で拭っていたのを見たから、やっぱり手術したんじゃない?と。 なんか、テレビ見ながら、お互いにほかのこともしていたので、きちんと 見ていないところもあったみたい。この番組の話に戻ると、後日、フランスの ジャーナリストと撮影隊が若い医者の家や近代設備の整った病院に向かう。 若い医者は、祈祷師の手術後の結果を分析して、不安分子だった値が 正常値に戻っていた、と落ち着いた様子で話していた。と、いうことは、 祈祷手術が効いた、ということになる。 医者なので、実際は、もっと詳しく病状について話していたのだが、途中 途中に私の勉強不足でわからない医学用語があり、お伝えできない。 残念です。調べたくても、テープにとってないので、調べられない。 それにしても、日本やフランスで同じようなことをする人がいたら、即、逮捕 ですよね。医師資格無免許で、外科手術するわけだから。 ただ、精神的な何か、祈り、というのは、宗教の派閥に関係ないところで、 実際は存在しているはずのものだと思う。その国、その時代の民のすべての 人を一人残らず救う何か偉大な力として。 何か、この間、Team MKNさんのブログで紹介されていた水の結晶には とても感動した。(ロズモンドのお気に入りになっています。あ、ロズモンド のお気に入りブログには、デジタルパパや、椅子専門のブログ、ハープの アーチストのブログなどみなさんへのお役立ち満載ものや、 いつも心洗われる「ぼっちゃん農園」、「しまねこ」、最近美しい山の写真が 増えてきた「柴犬コロ」さんのブログなどなど、ぜひ、みなさん、ご訪問 ください。なんか、すごい増えすぎて、最近、自己制御しています。 むつかしい。) 小学生の時、学校の理科の小雑誌だった、と思う。ある実験がされていた。 それは、水の結晶の実験のように、毎日褒められていた植物は順調に 成長し、毎日けなされていた植物はか細くなっていった、という実験。 でも、大事に育てている植物や、植物を愛する気持ちを持った人には、 植物はその人の感じていることがわかるみたい。その人が言葉を発する 以前に。犬も確かそういう能力があるみたい。 昔、あるパリの花屋さんの薔薇たちががすごくきれいなので、思わず、 「どうして、こんなにきれいなの。」と言ったら、すかさず、若い女性の 可愛い店員さんが「毎日、いろんな人がきれい、きれいって言って くださるからよ。」って。 ちまたのご主人どの、毎朝、奥様に「今朝も綺麗だね。」の一言が 彼女をより美しくします。 ~ 5分間のフランス語Petit フランス語 : ~ ~ Les pronoms 代名詞 : le, la, les Les déterminants 限定詞 (定冠詞 : le, la, les (ル、ラ、レ) ~ lire: 読む 1: Je lis les journaux. 私は新聞を読む。 2: Je les lis. 私は(新聞を)読む。 1番の les は journaux (新聞)の前についた定冠詞。Le journal の複数形。 フランス語が英語と違うのは、名詞が複数だと、定冠詞も複数形になること。 2番の les は 代名詞。 les Journaux を代名詞で置き換えて伝えている。 英語で言うなら、たとえば、I read the newspapers. I read them. の them にあたる。 ~フランス語単語~ 祈祷師 le guérisseur 神 le Dieu 治す guérir (病気などの)回復、(悪癖などの)矯正 guérison 彼女はすっかり回復した。 Elle est complètement guérie. 時が経てば、あの人の悲しみも和らぐだろう。 Le temps guérira sa tristesse. (参考:クラウン仏和辞典 第2版/三省堂) 今日もあなたにとって素敵な一日でありますように。 lots of love 人気blogランキングへ ありがとう!Have a nice day ! A+ ! Vineusement vôtre. ~フランス語の r の発音の仕方~ 下の歯ぐきのうらに舌の先をつけて、「え~」と言いながら、 徐々に舌の先を歯ぐきからはなしていく時に のどの奥から渇いた音がでる。それが r の音。 練習して、どんなに語学音痴でも7日間で、r の発音を最初から出せるように なる。すると、rouge, rond, répéter なども発音できるようになる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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