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テーマ:徒然日記(23314)
カテゴリ:France
☆ 最後のレッスン 先週の水曜日は、高校生の女の子の英語の家庭教師の最後のレッスンだった。 彼女は18日に職業コースのバカロレア(大学入学資格)の試験を控えている。 化学を選択していたので、最近は環境問題に関する記事をインターネットで 探しては、一部、語彙や熟語をフランス語に訳したものを印刷して 記事の内容の解読を手伝う、という方法を取ったりしていた。 最後のレッスンに選んだ記事は、原子力発電所と核廃棄物への懸念を伝える内容。 彼女と、チェルノビィルの事故後に生まれた赤ちゃんたちの話や また私が日本の原爆の犠牲者のある映像の話をちらっとして最後にした。 私自身はまだ広島に行ったことがない。私の原爆に対する知識も 日本にいた時にテレビで放映されたドキュメントの域を出ない。 また、カナダの天文学者ユベール・リーヴズの著書の中で 読んだものやあるいは、昔、パリのポンピドーセンターの図書館で 読んだ書物で 「何故、日本に原爆が落とされたか。誰が決定したか」 などに関する内容だった。英語で書かれた書物は、日本に原爆を 落とす作業を遂行したアメリカ人には、後悔の念はない、と記してあった。 彼らの一人が、後、自殺をしたらしいが、原爆を落としたこととは直接の関係はない、 とも書かれていたのを覚えている。 核爆弾を落としたことをあくまでも肯定しているようで、 許せないなあ、と思いながら読んだのを覚えている。 第2次大戦を実際に経験した父も伯父達も、あれは戦争を止めさせるために 行われたことだった、と話していたのを私自身は、何かいつも納得がいかなかった。 戦争のむごさを体験したから、もう戦争は嫌だ、と本気で思った人たちが 核爆弾のお陰で戦争に負けたけれども、戦争はとりあえず終わった、 という気持ちから、そう話していたのかも知れない。 実際は、アメリカがナチがロシアと組んで核爆弾を先に手に入れたら怖い、 というのと、この戦争に負けたら、日本がロシアの植民地になり、アメリカが困る、 という背景があったらしい、という事を昔、文庫本の世界史で読んだことがある。 でも、何故、日本を選んだか? 日本はナチやイタリアと同様にファシスト国家を形成していたからか。 日本はアメリカにとって、駒に過ぎなかったのか。 どちらにしても、平和というのはとてもはかないものに思える。 うっかりしていると、不条理な戦争がまた起こる。 現に今でも戦争を起こしている国があり、武器を渡している国がある。 武器を作る会社。大手の電子製品を作る会社の中にはミサイル課を設置している場合もある。 昔、パリで出会ったアメリカ人の青年からもらった名刺には「ミサイル課」と書かれていて、 驚いたことがある。 考えて見れば、世界各国の警察が所有する武器も、どこかの会社で作られたものなのだ。 銃を持つ手のかわりに、田畑を耕す道具を持つ手、 植林をする手が増えれば、世界ももっと平和になるだろうに、 とつい思ってしまう。 ロズモンドの英仏ミニレッスン Pure16 原作の絵を一枚、フランスから直送でどうぞ。 オンラインギャラリー ART16 ロマンティック・ケネディ 今日もあなたにとって 素敵な一日でありますように lots of love 環境ショップ コヒタセロイ ○ ♪ハープコンサートのお知らせ♪ 47弦の詩人 ハープ演奏家 川下笑里歌さんの ■ 2007年 6月30日(土) 17:00~ 山口県 くつろぎの空間「デュオ」にて お食事付きです♪ (詳細は『Erika Harp Fantasy』までどうぞ♪) 読んで見たいなあ、この本... 超能力者・霊能力者に学ぶ不思議な世界の歩き方 1,680 円 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 四次元世界に旅立った人たちの物語。それは未知の世界を歩くためのささやかな道標。 【目次】(「BOOK」データベースより) 大地から立ち昇る龍/西丸震哉と超常現象/四次元世界の扉/宇宙とのテレパシー交信/アトランティスの記憶/幽体離脱と金星の話/UFO目撃!/秋山真人と惑星間の転生/横尾忠則とUFO革命/北川恵子とチャネリング/政木和三と「自分の中の神」/堤裕司と人間探査/清田益章と魂の進化論/知られざる人類の歴史/予知のメカニズム 【著者情報】(「BOOK」データベースより) 布施泰和(フセヤスカズ) ジャーナリスト。1958年東京生まれ。英国・ケント大学留学を経て、国際基督教大学教養学部卒業。1982年に共同通信社に入り、富山支局在勤中の1984年、「日本のピラミッド」の存在をスクープ、巨石ブームの火付け役となる。その後、金融証券部、経済部記者などを経て、1996年に退社して渡米。ハーバード大学ケネディ行政大学院とジョンズ・ホプキンズ大学高等国際問題研究大学院に学び、行政学修士号と国際公共政策学修士号をそれぞれ取得。専門は国際政治・経済とメディア論だが、世界の巨石遺構探査や、古代史、精神世界など幅広い研究・取材活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 18, 2018 06:10:01 PM
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