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カテゴリ:恋愛、人間関係
フランスからこんにちは。
7月5日は主人のご両親の50年の結婚生活を記念する 祝賀パーティが開かれて、約100人ほどのゲストが ご両親の家に集まった。 ビュッフェは庭で行われた。午前中は雨模様でこりゃ 大変だ、と思っていたけれど、午後からは美しい青空。 ご両親のレンガ造りの家の周囲はいつもより綺麗に 掃除されており、美しい花が窓の一つ一つにも飾られて いた。 私は前日にゲストの名前カードを作成して、 当日はテーブルに配り、食事後はヴィデオカメラで 写しまくった。 一応、この日のために、前々から、お義父様の提案で 西部劇をテーマにした仮装パーティをすることに 決まっており、それぞれがカーボーイやインディアン などに変装。私は一応モダンなインディアンに、と 言いながら、たいしていつもと変わらぬ格好に。 頭にスカーフを巻きつけて、これじゃ神風?みたいに なってしまったが、まあ、いいか、という感じで。 主人と二人の兄弟の御三家は、フランスの西部劇の 漫画に出てくる囚人に変装。黒と黄色の大胆な縞模様 のツナギを着て、歩いていた。これは、お義父様からの かねてからのお願いだったらしい。主人は最初 格好よくカーボーイに扮したかったらしいのだが。 お義父様は、もちろん、カーボーイハットを被り、 本格的なスエードのカーボーイスタイル。もともと かなりハンサムな方なので、決まりまくっている。 お義母様は、もちろん、開拓者の妻役だから、 ふわりとしたドレスを。 義理の美人の妹もインディアンに変装。 親戚や友人のゲストたちもそれぞれの テイストで変装。 幸い、ディスコタイムは、ロックが流れた。 お皿やカップやワイングラス、シャンパングラス などは専門の業者からレンタル。 ビュッフェ用の大きなテントもレンタルで、 息子達や親戚の男性達が組み立ててていた。 で、夜は、若者たちと、一部の中年は、 庭の一角にテントを張ってそこで就寝。 が、大半の若者は朝方6時過ぎまで踊って いたらしい。夜中、テクノミュージックが 鳴り響いていた。 熟年の方々は家の中で。 一部の中年、と言うのは、自分達のこと なんだけれど。 自然派を気取る主人が庭の一角に静かで いい場所を見つけた、と自慢げに示した 場所が、庭を流れる小川を越えたところで、 石を踏んで渡る場所だった。 彼が、自慢気だったので、小川を渡るの?と 思ったが、ここで喧嘩の種をつくりたくない 私は、何も言わなかったが、案の定、 暗い夜は何も見えない。小川に足を突っ込んで しまった。しかも、何が静かなのか。 ディスコのある側だったので、ガンガン 音楽が聞こえてきた。音楽は好きだから、 私は気にはならなかったけれど。 まあ、主人が選んだことなので、彼も私に あたる事ができず、彼がおとなしかったのが 幸い。 どちらにしても、私もほかにいいアイデアが 合った訳ではないし。できれば、車で6分の 自宅に戻ってシャワーを浴びて、猫の顔を 見てから就寝したかったけれども。 まあ、珍しく主人もビールを飲んで、葉巻まで 吸っていたし、私も一杯半のビールと、 グラスに半分の赤ワインをちょっぴりいただいて いたので、確かに車は避けて正解ではあった。 みんなでテーブルについている時に、主人に カラフの赤ワインをついで、と催促したら しぶっていたので、周囲の親戚が、笑いながら 私を応援してくれた。私は、少量の赤ワインは健康に いいのよ、と言ったら、親戚のフランス人の 熟年の方が、相槌を打ちつつも、 「酔っ払いは、みんな同じ事を言う」 Tous les ivrognes disent la même chose. パーティは大成功。翌日はみんなで片付けて、 家族写真を撮って閉会。 お義父様は、この日のために庭の芝生の手入れや 片づけを何ヶ月も前からされていた。 また、中古ではあるけれど、メルセデスベンツを 保護するための木造のガレージも業者に依頼 されて作られていた。 お義母様も花の植え付けや手入れに追われていた。 定年後も活発。 私たちは1、2回庭の片づけを応援しただけ。 私が撮ったヴィデオはコピーを頼まれている。 やり方をしらないので、主人と親戚の人に 依頼することになっている。 ヴィデオ撮りは楽しかったけれど、いろいろ 失敗した部分もある。 次回はご義両親の結婚60年記念を目指して 腕を磨きたい。 何よりも、健康に長生きしてほしい。 思うに、お義母様の手料理もお二人の長生きの 理由だと思うし、お義父様は普段から健康に 気を使っておられる。 いつまでもお幸せに! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 5, 2017 02:06:42 AM
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