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カテゴリ:健康
ボナネ ボクドゥボナー ボンヌソンテ
Bonne Année! Beaucoup de Bonheur! Bonne Santé! 新年明けましておめでとうございます。 今年も皆様に幸福がたくさん訪れ、平和と 健康に恵まれた飛躍の一年となりますように。 日本はフランスより8時間早く新年を迎えるので、 フランス時間の午後4時には日本はすでに新しい年を迎えて いるんだなあ、と思ったりしました。 あー、日本が恋しい。東京が恋しい、なんて思いながら。 フランスはクリスマスが家族の集うお祭りという感じです。 日本の元旦っぽい感じがします。 だから、日本に出張しているフランス人もクリスマスには 故郷に戻りたいと思うのです。 フランスでは家族親戚で生牡蠣、フォアグラ、鮭のくんせい、 鴨の丸焼きなどを食べました。 そして、エスカルゴも。 食用かたつむりだと考えないように食べます。 私は鶏の丸焼きを野菜と煮込んでラーメンを作ったりしたのを 義理の父上の祖母の時代から伝わるという藍色の模様が 施された磁器のスープ皿に入れて出しました。 自家製のただのラーメンがあの由緒ある時代物のお皿の中で それは優雅なスープに見えました。 さて、フォアグラは近年路上で廃止運動が行われていたり、 鮭の燻製も養魚だと化学物質がたくさん詰め込まれているため 化学者は食べないとかいう話を聞くように、 フランスの食品に関する危機感は幸いにして結構高いのです。 また遺伝子組み換え食品にも反対派が頑張っているフランス ですが、一方で賛成派もいるので、なんともいえません。 フランス国内の菜の花はもう結構遺伝子組み換え品が栽培 されているのではないかと思います。 ラベルチェックはかかせません。 少なくとも、アメリカよりはましな状態ではないかと思います。 これと肥満が関係しているのかどうかわかりませんが、 アメリカよりは圧倒的にフランスで肥満はまだ少ない感じがします。 さて、フランスの元旦は結構普通どおりの感じ。 一応、年が変わる瞬間はお祝いしますが。 それにしても元旦から私は食べ合わせの悪い食事をして調子を壊し、 散々でした。自業自得なんですけど。しかも、新年迎えて早々、 熱いものを飲んだら、とんでもない激痛が歯肉の内部に拡がり、 神経に電気が走ったみたいでした。 どうも歯髄炎に見舞われているようです。 歯髄炎はフランス語で LA PULPITE というようです。 もう長年、歯医者には通っていません。 ほんとうは毎年通ったほうがいいらしいのですが。 これがたたったのでしょう。 今回は熱いものを飲んだら、激痛が右前歯全体を襲いましたから、 かなり進んだ状態のようです。 最初は風邪熱が歯肉を襲っているのでは、と楽観視ですませようと 思いましたが。今もじわじわと、なんか邪魔だなあという軽い痛み を感じているので。まさに、今も進行中だからね、と細菌たちが 大活躍している感じです。 歯医者さんなら、きっと「そんなに歯科医がいやかなあ?」 と首をかしげていらっしゃることでしょう。 嘘でもいいから、「絶対痛くない治療をします」という看板を あげて欲しいです。嘘でもいいんです。半分、暗示にかかって 軽度の痛みくらいは我慢できるのはわかっているのです。 さて、いろいろネットで調べたら、「大阪の内藤先生」や 「スキンケア大学」、「歯医者が教える歯のブログ」などを 参考にさっと読みまくり、たぶん、自分は「歯髄炎」と素人判断。 そして、やっぱり、フランスで歯医者にかかる前に多少の知識が あったほうが先生のお話もわかるだろうと事前調査。 と、いうわけで、ちょっとフランス語でも調べたりして。 (http://davidetcloutier.ca/mal-de-dents/pulpite/) LES CAUSES D'UNE PULPITE SONT NOMBREUSES. 歯髄炎の原因は数多くあります。 Une restauration dentaire profonde 治療済みの歯の悪化が進行している。 被せモノをしたとかの歯のことですよね。 Une restauration dentaire défectueuse 治療済みの歯が痛んでいる。 被せモノ自体がもう壊れている。 carie dentaire profonde 虫歯がかなり進行してしまった状態。 ● 可逆性歯髄炎 pulpite réversible 虫歯や治療を施した場所が神経までは届いていないので、 神経を除去せずに治療が可能。 ● 不可逆性歯髄炎 pulpite irréversible 歯の神経に虫歯などが届いてしまっているので、 神経をとらなくてはいけない場合。 確かに今までにもハチミツなどの甘いものを口に入れると しみたりはしていました。 あの段階で歯医者に行くべきでした。 いや、ある程度、年を取ると、虫歯の進行も緩やかになると 30代の時に歯医者さんから言われて以来、軽くみていました。 さて歯医者はフランス語で DENTISTE です。 思うに、海外旅行に行かれる方はその前に国内で 絶対、歯科医に診てもらってからにしましょう。 意外な落とし穴ですよ。 歯の話はこのくらいにしますね。 12月末、南仏マルセイユの公園から爽やかなミモザの香りがしていました。 マルセイユは海沿いの町なので、寒くてもミモザは耐えるようです。 ニースに向かう途中もミモザが繁殖しています。 北フランスでも海沿いの一軒屋の庭に見事なミモザの木がありましたから、 海沿いでは結構寒くても育つのかもしれません。 ラベンダーも南仏だけでなく、ドイツ国境沿いのストラスブルグでも夏場には 見事に咲いていましたから、結構強い植物なのでしょう。 南仏の奥地の入ったところでは朝晩水が凍りますが、 マリーゴールドが咲いていました。 薔薇も咲いています。 やはり、日照時間が長いからでしょう。 ほんとうに北フランスの年末は曇り空が多くて、南仏に戻って ほぼ毎日太陽が照っています。 霧に包まれた北フランスは幻想的でしたが、さすがに5日間も 太陽が見えないとそろそろ恋しくなってきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 2, 2017 03:19:28 AM
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