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カテゴリ:南仏
2018年2月28日 南仏の、とある小さなお店 ベレー帽をかぶり、バゲット(=フランスパン)を手にした男性がお店を出ようとしています。 ワイン樽をテーブルにして南仏風の椅子が二脚、お洒落です。 日本でも古民家をレストランに改造して客を呼んでいる成功例がありますが、 やはり地元にあるものから魅力を引き出している点がいいですよね。 さて、この南仏の小さなお店はフランスパンの提供と郵便局の役割も担っています。 また、生活雑貨も多少置いています。何でも屋さんです。 以前は若い素敵なカップルが営んでいましたが、景気が良くないので一旦潰れました。 その後、村が助成金を出し、別の素敵な新しいカップルが引き継ぎ、 店のインテリアを変えましたが、やはり彼らも止めて行きました。 彼らもフランスパン以外に手作りの料理も提供すると最初はやる気満々でしが、 意外に料理を買う人は少なかったのではないかと思います。 料理には腕に自信のありそうな若い男性でした。 料理を出せるのは夏場くらいです。村が許可をだしている店前の広場に テーブルを置いてそこで食べれるわけなのですが、これは冬場と雨の日はアウトです。 少ない人口の村人対象のフランスパンを販売する以外に収入はなさそうで、 やはり厳しいものがあったのではないでしょうか。 この店が閉まっている間は、村人たちは食卓になくてはならないあのフランスパンが 手に入らないのでとても困ると一時期は村役場が提供することもありました。 その後、20代後半か30代前半の若い男性が二人で店を引き継ぎ、今日に至っています。 彼らはダイナミックで元気一杯。 彼らは村の助成金で、店の前にお洒落なカフェテラスを作り、一つは禁煙者用になっています。 冬場はサンルームとし、客が入るとストーブをつけます。 恐らく、これが良かったのではないか、と思います。 素敵なカフェテラス。つい、座ってコーヒーを飲みたくなります。 そして観光客のいない季節には村の人がビールを飲んだり、サンドイッチをほお張ったり。 お店は大成功に思えます。いつまでも続きますように、と思います。 2018年2月28日 南仏の小さな村のバス停 2010年にはなかったので、その後に設置されたバス停ですが、お洒落でしょう。 このセンスは何なんだろう、と思います。 でも、バスは一日に二回ほどしか来ないのではないかと思います。 そもそも時刻表がありません。 中学生や高校生のスクールバスみたいな感覚です。 田舎ですが、別荘もあり、夏場の観光客も対象にしているせいか 外観にはこだわっているようです。 木の柵の裏側はゴミ捨て場になっています。一石二鳥です。 2018年2月末 南仏の田舎 雪に埋もれてしまったすみれ 小さな小さな紫色の花を咲かせていたのに。 でも、3月2日には雪もすっかり消えました。 2018年2月末 南仏の田舎 ヨーロッパナラの木 雪が降っていたので白っぽく写りました。この後またもう少し積もりました。 毎回この木を眺めるたびに思うのですが、あの枝と同じくらいの根っこが地中に あるんだなあ、と。 2018年2月末 南仏の田舎 家の一部 比較的、新築で今は別荘になっています。持ち主はベルギーの家族だそうです。 以前はフランス人家族が犬と一緒に住んでいました。 犬は真冬でも外に放し飼いでした。短毛種だったので寒かっただろうなあ、と。 朝方に聞こえる犬の鳴き声はせつないものがありました。 でも大きな庭を自由に駆けまわり幸福な犬だったと思います。 これ、何の木かわかりますか。 若いオリーブの木でした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 5, 2018 12:02:57 AM
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