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カテゴリ:南仏
ここ数日、雨模様で、雨水を貯めていました。使い切った石油タンクに入れて保存します。花や果実の木に振りまくと、二日くらいでなくなります。
今日は Il fait très beau ! とてもお天気が良くて、夫と二人でスーパーに行き、約2週間分の買い物をしました。前回より多くの人がマスクをしていました。町や村でも役場からマスク推奨のチラシが配られています。 外出前に、外出許可書を手書きで書いたものを用意しましたが、警察に尋問されることもなく。 昨日の午後に残り物の布で手縫いしたマスクをして出かけました。 スーパーの手前にある有機食品などを置いている店にも布マスクが700円くらいで売られていました。さすがに綺麗な形をしていました。ま、家庭科3、その差は歴然。 そのお店にはラベンダーの蜂蜜と地元の若い女性が作る蜂蜜も置いているのでよく買います。 1キログラムで2000円前後です。変動はありますが、スーパーで買うより、品物もよく、若干安いのです。朝食にかかせないので、割とすぐになくなります。 今回はトイレットペーパー les papiers toilettes もバター le beurre もありましたが、なんと la farine 小麦粉がゼロでした。Il n'y en avait plus! 余談ですが、簡単にちょっとフランス語文法。 Il n'y en avait plus! (ne...plus 全然ない ← 否定形 この時のplu (Il n'y en a plus. ← Il n'y a plus de farine. There is no more flour. フランス語のここに出てくる en [ã] は 前置詞 préposition の en ではなく、 人称代名詞 pronom personnel の "en" です。 Le pronom personnel remplace un nom inanimé introduit par : de, du, des 人称代名詞 pronom personnel の "en" は de, du, des に続く無機質の名詞の代行をするので、中生代名詞とも呼ばれます。文法用語としては、日本では中生代名詞が主流だと思います) はい、余談のフランス語文法おしまい。 何故、小麦粉がないんでしょうねえ。 Pourquoi n'y a-t-il plus de farine au supermarché ? Why there's no flour in supermarket ? 小さいお子さんのいる家庭では特にクレープ la crêpe やケーキ les gâteaux を作ったり、キッシュみたいなものをオーブン au four で焼いたり。 私もクレープ用に小麦粉がほしかったんですけどねえ。 夫は、4個のレタスと大量のバナナやオレンジを買っていましたが、レタスも、家庭菜園で植えれば、結構、面白いほど育ったこともあったのですが。また挑戦するかなあ。故福岡正信氏の種入り土団子に挑戦してみたい。 バナナの木も植えたら、どうだろう。インドネシアで見たバナナの木に囲まれた家は中々衝撃的でした。温暖化で昨年のフランスの平均温度が二度も上がったそうで、アフリカっぽくなっていくのだろうか、と思うと、ひょっとすると、バナナやコーヒー豆やカカオの木なんかも南仏で育つかも知れない、なんて妄想が広がっていきます。 問題は、夫が転勤か、あるいは老後は別のところで過ごそうと言いかねないこともあるので、あまり、妄想を実践するのもどうか、という懸念があります。 ニースやカンヌのような海岸沿いの町なら、たわわに実をつけたオレンジの木やレモンの木を目にすることもあるのですが、奥地に入ると育たないのか。 うちの鉢入りのレモンの木も霜で凍えて随分危ない状態になりました。 一晩、ベランダに入れるのを忘れてしまったのです。レモンは5個ほど実っています。 が、たくさん咲いていた白い花は全滅です。小さな実も腐りました。 霜で凍える、とそういうことになるのですね。 たわわに実るレモンの木の写真を以前、動画に載せましたが、あそこも海岸沿いの町でした。 今日は、小さな鉢入りのジェラニウムやペチュニアも買ったのでちょっと嬉しいです。 増やしたい、と思います。 大昔、パリ市内で借りていたアパートのバルコニーにペチュニアを増やしてご機嫌だったことを思い出します。 2年ほど前に、夫が買ったスズラン le muguet を植えたら、以来、この季節に花が咲いてくれます。 さて、南仏の田舎。タイムの薄紫の小さな花が咲き誇っています。この季節にミツバチが働いてタイムのミツバチができるんですね。土地が広かったら、自分たちもミツバチの箱が欲しかったけれど、やはり何ヘクタールかないと無理ですね。 タイムの蜂蜜はフランスでは病気の時に特に効果がある、と大事にされ、価格もやや高めです。 北フランスのフォンテーヌブロー Fontainebleau の森の中に住む知人家族はミツバチ les abeilles の箱 養蜂箱rucheを持っていて、一度その蜂蜜をくれましたが、練乳と蜂蜜のようなおいしさでした。あれはおいしかった。C'était bon. C'était trop bon. C'était délicieux! あんな味は後にも先にもありません。 近所の蜂蜜屋さんのはモミの木の蜂蜜 miel de sapinも練乳のようにおいしかったけれど。 さて、リラ les lilas も咲き誇る季節で、あまり人がいかないような車が禁止されている小道があり、そこにはリラの花もたくさんさいていたので、花をたくさん積んできました。 うちにも一本小さいのがあり、毎年、咲いています。 近所にはリラの木を垣根にしている家もあります。 リラは日本ではライラックと呼ばれていますね。 ほんとうにいい香りですね。もっと増やしたいなあ、といつも思うけれど、 ナラの木 les chênes が多いので、どこで増やすかなあ、といつも悩みます。 自然に触れていると、忘れますね、封鎖。 薄紫色のタイムの花のそばに鮮やかな紫色のあやめも咲き始めています。 トマトをラベンダーを一緒に植えると相乗効果があるそうなので、 それは実践してみたい。 蚊よけにもなるので窓際にも一つ置きたいなあ。 と、延々と頭の中で果実が実り、花が咲く。あはは。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 7, 2021 07:22:09 PM
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