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カテゴリ:健康
Colette Maze コレット・マーズさん。
第一次世界大戦勃発の一か月前に誕生。1914年6月16日生まれ。 寅年。ピアニスト。フランス人。やせ型。 2021年1月27日のル・パリジャンの記事。エメリン・コレット記者。 この時期のフランスは、パンデミックとかいろいろ報道されて割に大変な時期の真っ最中。 記事によると、ピアノが一番の健康法、と。 エリック・サティやドビュッシーの曲をよく弾かれるのだとか。 と、いうことで、風邪とかニセコロッケも打ってないのよ、と。 当時、こんな記事を書いたら、上からお咎めとかなかったのか、とちょっと驚きました。 この方、一体、毎日、どんな食事をされていたんだろう。 インタビューを聞いたり、記事を読んだりした限りでは。 砂糖抜きのチョコレートが好物。あれって、でも苦いだけなんだけどなあ。 チーズはもちろん好物。 そして、ブルゴーニュのワインが好き。 息子さんの証言では、一日でボトルをひと瓶あけちゃいますよ、と。 これを聞いた時、いや、フランスというかヨーロッパ人はやっぱり酒に強いんだろうか、 と思ってしまった。いや、非常に稀ですけど、酔っ払いに遭遇したこともあったし、 みんながみんなではなかろう、と思いつつも。 あとは、夫の親戚の昔、女子大生だった時の話しで恋人が酒癖が悪く、 おまけに嫉妬深くって別れた話を聞いたこともあるし、 子供が酒飲みの母親の挙動を心配していたり、と酒害はフランスでもあるし、ドイツでもあります。 さて指先を叩くと脳を刺激するので、認知症予防になる、と聞いたことがあったっけ。 この方は2023年11月19日にセーヌ河が見えるパリの4階のアパートのお住まいで お亡くなりになられています。 動画の中のコレットさん、ピアノはいろんなことを語ってくれる。と。 ショパンは悲しすぎてセーヌ河に身を投じたくなる、とても美しいけれど、とも。 コレット・マーズさんのことについて、いくつかのユーチューブ動画を観たり、 いくつかの記事を読んだりしました。 さて、いろいろ他の記事やインタビューからは、 コレットさんは5歳からピアノを習う。両親からはピアニストになることは反対。 しかし、15歳で音楽学校に入学。 1935年21歳で音楽大学 Ecole Normale de Musique へ、 その後第二次世界大戦のため1940年に学校を去る。 従軍看護婦をすることもあったとか。 ピアノ教師の資格取得。 Conservatoire féministe コンセルヴァトワール (女子音楽大学みたいな感じ) でピアノ教師をする。 父親は工場経営者。母親は子供嫌いでひっぱたかれることもあったとか。 母親は犬を連れてライフル銃を持ち、狩りにでることもあった、と。 その母親が自分のピアノ教師に合わせてヴァイオリンを弾いた時、 そのピアノの音色にコレットさんは初めて優しい空間に浸ることができた、と。 喘息もちだったが、ピアノを聴くと、喘息がとまった、と。 ブルジョワ階級の家で、家にはメイドさんがいて、 コレットさんは掃除洗濯などはしたことがなかった。 そんなコレットさん、18歳の時、母親と娘の対立に疲れた父親が彼女に別の住まいを提供。 そこで初めて、ゴキブリを見てしまうほど、掃除していなかった模様。 フランスブルーサイトが行った2023年6月16日のインタビューでは、途中、私には意味が分からない部分があったものの、大まかに言うと、 コレットさんの母親は子供が好きではなくて、それで、何かぬいぐるみに相手に話し始めて(?ここがわからない箇所)、母親がひっぱたいてくるの、母親がその行為の何を良いと信じていたのか自分には全くわからなかったけれど、と、いうことでピアノが癒しだった、と。 コレットさんの若さの秘訣、あとは、恋をすることらしい。 と、お茶目な面を見せながらも、 いいピアニストになるには、ダンスや歌の感受性も磨かないといけません、と。 コレットさんは、ジャズ音楽に合わせて踊るダンスもはまっていたみたい。 スエ―デン体操もされたみたい。 美しいものに感動して毎日生きる、それが健康に生きるコツ、と。 人生には必ず悲劇的なことが起こるものなのよ。 その悲劇に引っ張られたままでいないで、みたいなことをおっしゃったような。 最後にお酒とフランス人の話しでそれてしまいますが、 今年の6月だったか、うちに家族で遊びにきてくれた夫の元同僚、 この人はとにかくユーモアのかたまりのような心優しい人で、しかし、明らかにアル中。 フランスにカルヴァドスという強いお酒があり、うちにも少量を残す瓶が二つ ありまして、それをカラにしていってくれました。 子供時代に悲劇的な形で母親を失い、それがずっとトラウマになっている感受性の 強い方だったんだ、と知りました。誰も傷つけない笑いで隠していたんですね。 うーん、思い出せばまだある。パリに住むフランス人。若い時は運動神経が抜群。 でも、アル中。パリの屋上階のアパートのベランダから、足を踏み外して下半身不随。 その時は、コーヒーを片手に大好きなパリの屋根風景を眺めようと、ベランダより 上の屋根に登ろうとした時に起こった事故だったようです。 アル中と直接関係がないのかも知れないけれど。 やっぱりお酒は節度を保って飲むようにしないと、と思います。 参考記事や動画 100 ans de piano : entretien avec Colette Maze La pianiste Colette Maze, coqueluche des réseaux sociaux, est morte à l'âge de 109 ans Colette Maze, 103 ans Colette Maze, pianiste de 106 ans : «La musique m’a donné la tendresse qui me manquait» お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 2, 2024 05:01:35 AM
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