大丸 京都店 【 続 ・ おまけ 】 「足袋」
(つづき) と後悔しているとニコニコ顔で戻ってくる社長。「サイズが合うなら、持って帰って~」 なんと、アンティーク足袋。大丸のロゴも古めかしく、孔雀の羽根模様が包み紙に印刷されています。昔の足袋というのは、しかし…ずいぶんしっかりした作りです。形状記憶といった化繊の混入された足袋などと違い、見るからに上品なキャラコに雲斎織の足袋底。こんな足袋は初めて。「あの…もったいなくて履けません!!」 欣喜雀躍する私。あー、社長はやっぱり、私のツボを良くご存知だわ。いえ、これだから いにしえの都、歴史と文化を受け継ぐ京都は たまらないのです。頂戴してしまった足袋妙に愛らしいクジャクの羽模様足袋底は一般的な杉綾織(右下)ではなくて、デニム地のような雲斎織(左上)杉綾織と雲斎織の違いはこちらのサイトを参考にどうぞ。http://fpouch.fc2web.com/tabisoko.html