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ローズマリーとラベンダー ~和ごころ~

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July 25, 2006
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カテゴリ:カテゴリ未分類
この場で何度か触れていますが、
母が30年以上化粧品販売を続けてきました。

よく聞く、
和菓子屋さんの子供の、お饅頭が苦手なように
お花屋さんのお子さんの、お花を避けてしまうように、

私もまた、物心ついた頃から常にそばにあったお化粧品は
あまり好きではありませんでした。

たぶん、私は「化粧品」そのものが嫌いだったのではなく、
母の化粧品販売に関することで、一生懸命だったこと。
母自身はキレイにしているけれども、
子供である自分をもっと見て欲しかったとの思いが満たされていなかったこと。

そんな不満を抱いていて、
「化粧品(販売)」が苦手だったのだと思います。


今、その母をバックアップしたくて、
ネット上で売る仕組みを考えています。

商品知識やそのものの良さを感じたくて、
ことあれば実家に行き、
お肌のお手入れ会などの催し物に積極的に携わっています。

正直、高級な化粧品だと思います。

それを喜んで買っていただいているお客様がいることを
最近になって初めて知りました。


今日はご主人を数年前に亡くされた方がお肌のお手入れに来られました。

8年もの闘病の末、お亡くなりになられたそうで
その間、看病されていた奥様も
自分の身の回りの多くのことを犠牲にして必死でやってこられたとのこと。

その後の疲れで、目が開けなくなる病気になってしまったため、
しわが増えて非常にお顔が気になるとのこと。


しっかり、入念に。
時には笑いながらの明るい雰囲気の中、お手入れをされました。

終わった後の、鏡でご自分を見たときのうれしそうなお顔。


「今度、(お手入れ会は)いつあるの?
 毎月来ようかしら。」


女性は、日々いろいろな悩ましいことの中で生きています。
家事、お姑さんへのお仕え、育児、仕事、その他。

その中での、ちょっとした瞬間の大きな喜びを感じられたら
もっともっと生活に元気が出るのではないのだろうか、と思えた日です。

美への誤解。

美は自己を満足させることが主だと勘違いをしていました。
お化粧品販売も、品物を売るものだと勘違いをしていました。

綺麗になる喜びをお届けする仕事なのですね。


※ご関係者の方、ご気分を悪くされたら申し訳ありません。
 あくまでも一個人の想いを綴りました。






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Last updated  July 26, 2006 12:21:20 AM


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Comments

ローズマリーとラベンダー@ Re[1]:いちぶんのいち(11/09) ワルモデポンさん、 はじめまして! …
ローズマリーとラベンダー@ Re[1]:いちぶんのいち(11/09) ゆかさん、 書き込みをありがとうござ…
ゆか@ Re:いちぶんのいち こんにちわ♪♪ アタシは今中1のです。 今回か…

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