ウォー
先週に引き続き、あいのりの話ひさよんとちゃきの闘いもなかなか怖かったねでも、そんなの贅沢な闘いっていうかなんていうか。。。今旅してるボスニア・ヘルツェゴビナの内戦の話に比べれば、なんでもないよねって思いましたボスニア内戦。これは有名だし、みんな知ってるとは思うけど。。。でもあいのりのメンバーがセルビア人とかイスラム教徒の人たちに、ストレートに内戦のことを聞いてるのは凄いと思った。 だって普通は聞けないでしょ?いきなりボスニア・ヘルツェゴビナも行って、そんな話を現地の人に。ってかやっぱり、恋をするのにこういうところには行かなくていい気がするけど。。。あいのり的には、ただ恋をするだけじゃなくって、あいのりを見てる人に、世界を知ってもらおうっていうことなのかな?ボスニア内戦は、イスラム教徒とセルビア人っていう、隣人同士の闘い。国と国の闘いではなくて、国内の闘い。一般的には、セルビア人がイスラム教徒を大量虐殺したっていうのが有名。イスラム教徒のオトコは虐殺されて、オンナはレイプされたり。。。だから、イスラム教徒の人はセルビア人のことを凄く恨んでる。でも悪いのはセルビア人だけじゃない。セルビア人側としても、イスラム教徒から虐殺されたっていう経験がある。もちろんセルビア人は、自分たちが犯した罪を認めてるけど、自分たちが同時に被害者でもあるってこと。お互い言い分はあるわけです。でも、一つ光がさしてるなぁって思ったのは、セルビア人のお母さんが、子供に「どの民族も恨んじゃいけない」って教えてることだと思った。それで、その子供も、学校にいるイスラム教徒の子とも仲良くしてるという。そういう子たちが大きくなって、お互いの罪を認めながらも、新しい世界を創っていけたらいいなぁって。そんな簡単なことじゃないとは思うけど。。。国際共生社会課程に所属する一人としては、4年間大学で学んだ集大成として、宗教とか人種とか、そういう違いを持った人々がどうすれば共生できるのか、ってことを考えられたらいいなぁって思ってます。でもやっぱり卒論は頭が痛い