カテゴリ:すばらしい!人間の力!
東京都、国立市にある桐朋高校のバスケットボール部の監督、金田伸夫氏が書かれてる本です。
桐朋高校というのは大学受験の成績は日本のトップ10に入るような進学校のようです。 その学校のバスケットボール部が2000年全国大会でベスト16に勝ち進むことが出来たそうです。 それを可能にしたのは金田氏が武術研究家である甲野善紀氏から指導を受けたナンバの動きを生徒に身に付けさせたからに他なりません。 日本の高校バスケットボール部の中で、練習時間の短いことでトップクラスだったチームが日本でも有数の走力を持ったチームに変身したのです。 ナンバをマスターしてからは相手チームの倍くらい走れることさえ出来るようになり試合中の怪我も激減したようです。 なんと、その効果だけではなくナンバを導入してからは大学受験の第一志望の合格率が目に見えて上がりだしたそうです。 現代人の歩き方は右足を出したら左手を前に振ります。このとき腹はねじれ、出した足と同じ側の腰骨は手の動きに伴い後ろに引っ張られています。 前に進もうとしているにも係わらず、腰骨には後ろ向きの力がかかっているのです。エネルギー効率を考えたらこんな勿体無いことはありません。 ナンバの基本動作としては右足を出したら右手を、左足を出したら左手を出す歩き方です。 右足を出した時に腰骨と同時に前に進むので効率的な歩き方と考えられます。 日本人本来、江戸時代以前の歩き方のようで日本人の身体に合った効率の良い歩き方のようです。 現代人の走り方、歩き方は「ねじる」「踏んばる」「強くける」この動作は身体に負担をかけ慢性的な疲労感を蓄積し怪我を招くことさえあります。 ナンバの基本は「ねじらない」「踏んばらない」「強くけらない」ということなので身体が気持ちよく体力の消耗が少ないようです。 江戸時代の飛脚は200~300kmを1日で走ったといわれるのも納得がいきそうです。 現在、陸上競技でナンバ走りを取り入れているのが末続慎吾選手で他の選手よりも小さな腕の振り方で無駄のない走り方です。 この若返り法はナンバの動きを生活全般に取り入れることにより心地好い身体を作り同時に脳までも気持ち良くなり考え方まで若返るという考え方です。 しかし、本の写真だけでは実際の動きが分かりにくいのでビデオとかでも見ることが出来ればと思いました。 キッチリとこのナンバの動きを取り入れることが出来れば実際100歳ぐらいまでバリバリ運動が出来健康で若い頭も作ることが可能なのだと感じました。 研究の余地おおありです!すごい! 「訪れてくれた人に全ての良きことが雪崩のごとく起きます。」 再来いただき、更にカキコいただけると、ナンバ的に?^^うれし~いです。では、また! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[すばらしい!人間の力!] カテゴリの最新記事
|
|