カテゴリ:●エコの話○
先週の土曜日、11月12日これもラジオからの情報と思い出したことです。
一時期、「割り箸を使うのは止めよう!」という運動まで起こったことがありました。今はそれが温暖化には役に立つどころか弊害さえあることが分かってきたのでそういう人はいなくなりなした。 ラジオからの情報は「日本で育った木材を使おう」という趣旨の話でした。 これは何も産業と経済の話からだけではありません。 今、日本の山林は荒れているとのことでした。 それは日本の木材自体の消費量が激減しているからだそうです。 消費量が減ると何故、山林が荒れるのか。 それは木を植えてからある程度育つと、間引きをしたりして手入れをする必要がある面積に対して林業の担い手が不足して全て行えないことによるようです。 間引きしないでほったらかしの山林は病気や根ぐされなどを起こし木が死んでしまうようです。 生きている樹木は昼間、二酸化炭素を吸って酸素を供給してくれることはご存知だと思います。 しかし、切られて木材になった木も二酸化炭素を吸着し続けるらしいです。このことを私は知りませんでした。 木造住宅に木材が使われてるとして築30年間は二酸化炭素を吸着し続けるそうです。その後は徐々に吸着量は減るようです。築50年では吸着はほとんどなくなるようです。 30年サイクルで木を切ってまた植えていく作業を繰り返していけば二酸化炭素も減らせ日本の林業も活発になって結果として温暖化の防止にも繋がるというものでした。 森林を伐採し開拓したり、焼き払って畑を作ったりするのとは木を切るといっても意味は全く違ってきそうです。 外国のサイクル的に管理されていない自然の森の樹木を切って使うとその国の経済は一時的には発展していくでしょうが、地球規模で見ると森林が減って二酸化炭素の量は増えると考えられます。 もう一つ重要なことですが古木よりも若木の方が酸素の排出、二酸化炭素の吸収は活発なようです。 日本の木を使う一番の問題点は価格が高いということこれに尽きるのかも知れません。 参考資料・・リサイクルでない材を製造するときの二酸化炭素の放出量の比較 木材・・・・・・・1.0(伐採後も二酸化炭素を吸着するので実質はマイナス) 鉄・・・・・・・・3.5倍 プラスチック・・・44.0倍 アルミニウム・・・146.0倍も木材を使うよりも多くの二酸化炭素を放出してしまうようです。 「訪れてくれた人に全ての良きことが雪崩のごとく起きます。」 再来いただき、更にカキコいただけると、地球規模的に!^^うれし~いです。では、また お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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