カテゴリ:●エコの話○
資源のリサイクルの中に紙のリサイクルが現在行われています。
紙のリサイクルの中でも牛乳紙パックのリサイクルは本当に有効なのかを見てみたいと思います。 参照サイト ●リサイクルしてはいけない名古屋大学 武田 邦彦教授のサイト ●牛乳パックリサイクル推進のサイト 1、紙パックは、北欧やアメリカで計画植林された針葉樹の、間伐材や製材されたときに出る端材等を原料につくられています。非常に上質なパルプのようです。当初フィルムが貼ってあるためリサイクルからは除外されていたようです。 2、飲み終わった紙パックは解体して家庭で綺麗に洗われます。 このときには水やお湯を使いかなり綺麗になるまで洗っていることが想像できます。このときに水の汚染は進んでしまいます。 3、リサイクルされるには運搬も必要です。この時には自治体などで行われますが石油燃料であるガソリンが使用されます。 4、リサイクル工場に運ばれフィルムが剥がされ紙だけにします。 溶かされリサイクル紙の原料になります。この時にも水を汚し、石油燃料をたくさん使用します。 勿論バージンパルプを使用する場合も工場では石油燃料はたくさん使用します。 運搬の為の燃料も使用します。 太陽のエネルギーを使って計画植林された針葉樹の間伐材や製材されたときに出る端材等を使っているということは捨てるものの利用をしていることになります。 それに対しリサイクルして古紙でトイレットペーパーなどを作る場合石油燃料のみしか使っていないのです。 先進国での計画植林された針葉樹は近年増えて来ています。 単純に考えると以前「日本の木材を使おうという話!」でご紹介した日記といっしょで木を使えば林業が栄え森林が増えるという図式になります。 先進国での森林の利用のしかたは木材50%、紙30%、蒔き15%で 発展途上国で森林の使われ方は焼いて畑を作ったり、80%蒔きに使われ、木材、紙に利用されるのは15%(紙3%)ほどです。 世界の森林を守ることと紙の使用を抑えることは全く違うことだとわかります。 ですから紙パックのリサイクルは特に水の汚染も問題になると考えられます。それだけではなく紙自体のリサイクルで地球環境は総合的に見て悪くなるようです。 一方、ゴミ問題では一番大事なことは紙自体の使用料を減らすこと以外ないようです! 「訪れてくれた人に全ての良きことが雪崩のごとく起きます。」 再来いただき、更にカキコいただけると、そのやさしさが!^^うれし~いです。では、また! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[●エコの話○] カテゴリの最新記事
|
|