テーマ:子育て現在進行形(1980)
カテゴリ:すばらしい!人間の力!
実は我が家の2番目、長男(1年生)は遅刻の常習犯だったのです。
登校にかかる時間は真面目に歩いて子供の足でも4分もあれば十分着く距離なのです。 「だったのです。」というにはもう過去のことになっているはずだからです。 小学校の始業時刻は8:30にもかかわらず毎日家を出るのは8:35過ぎ。といって起きるのが遅いというわけではなかったのです。 といいますのは無類の図鑑、事典、本好きなのです。といっても運動も好きなんですが。 その図鑑などを見ながらパンを食べたり歯を磨いたりするのでした。 そのために肝心なことをする時間がドンドンなくなっていきました。 「朝は見ながらしない!」と家内に毎日、注意され、叱られても止められなかったのです。 いつも同じことを言われているのに出来ない、のは本人に自覚がないのもあるのですが伝える方法がまずいのでは?と考えたのでした。 そこで朝の時間割を書くことにしました。 家内は「朝までも時間割で動くのはかわいそう~」 と言っていましたが、前の晩に簡単に私が紙に書きました。 ・7:30―――――起床(目覚まし時計で起きる) ・7:35―――――手と顔を洗う ・7:40―――――パンを焼く ・7:45―――――食べ始める ・7:55―――――歯を磨く ・8:00―――――服を着替える ・8:05―――――ハンカチ、ティッシュを入れる ・8:10―――――靴を履く ・8:15―――――出発 ・8:20―――――学校到着! という具合に細かく具体的に書いていったのでした。 「明日はこの通りにやっていくと必ず8:20には学校に着くからね。」 「どう、やってみる?」 と長男に聞きました。 「うん!やってみる!」といい返事が返ってきたのでした。 そうしたところ翌朝8:05には学校に着いてしまったのでした。 朝から友達とボール遊びや鬼ごっこをしたりして遊んで相当たのしかったようです。 帰ってから 「早く行くのと、遅刻して行くの、どっちが気持ちよかった?」 と聞くと 「早く行く方がいっぱい遊べて気持ちよかった!」 と目を輝かせて言ってました。 家内曰く、最初は書いた紙が気に入ったらしく何度も見ながらやってたようです。 今はあまり見なくても動けるようになったみたいです。 セミナーなどで目標を紙に書いて目に付くところに貼る、何度も見て、声に出して読むことを勧めていましたが、改めてその効果を子供を通して再確認できたような気がします。 それ以来長男は家内や私を驚かせようとガンバッテおりま~す♪ 「訪れてくれた人に全ての良きことが雪崩のごとく起きます。」 再来いただき、カキコいただけると、紙に書いたように!^^うれし~いです。では、また! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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