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テーマ:老犬の生活(2)
カテゴリ:シニア犬との暮らし
その間、一人っ子で暮らしてきたPinky。 その間に二桁の年齢に達したPinky。 いろんな事が変わってきた。 Pinkyをボディーガードとして暮らしてきた生活から、Pinkyを守る体制へと変わってきた。 そんな中、東京からお友達(ロッティリアンご家族)がロットワイラー(ルフィー、♀、3歳)を連れて遊びに来た。 久しぶりの犬連れのお客さん訪問に年末から緊張がこみ上げてきた。 Pinkyのお客さん(人間)の接待には自信があった。 でも、犬、しかもロットのお相手をしっかりとやってくれるだろうか・・ かなりの不安と緊張の中ご対面。 迎える相手が3人と1頭ということもあり、初日にはおにいやんにも駆けつけてもらった。 待ち合わせ場所でロッティリアンと娘さんを確認したのが300m程手前の砂浜。 そこからお互いが手を振り近づいて行く。 "Pinky! Where are my friends?" 「Pinky、mammyのお友達はどこ?」 ピンさんはキョロキョロと必死にあたりを見回し、こちらへ近づいてくる二人を確認。 mammyの目を見つめて支持を待つ。 "Go say hi!" 「挨拶しておいで!」 そのコマンドで、勢いよく走り出したピンさん。 思いっきりダッシュ! 初めて会う人でもmammyの友達だと確信すると、全身を使って歓迎ダッシュをする。 ご主人も後からかけつけて、ひとまずリードをつけたままルフィーとご挨拶。 ピンさんはルフィーに顔を近づけると、瞬時にサっと後ろに引いてその場を離れた。 その瞬間 「よし!今日は行ける!」 と確信したmammy。 ルフィーは滅茶苦茶緊張している様子で、ピンさんもそれを訴えてきた。 ルフィーの周りでニオイを嗅いではおしっこをし、そしてルフィーの方へカーブを描きながら 近づいては通り過ぎて、またニオイをかぎながらおしっこをする。 シグナルを出しながら、ルフィーの緊張感を解しにかかるピンさん。 ピンシスビーチを案内しながら、みんなでお散歩をする。 その間もピンさんは行動を共にしている二つの群れをひとつにまとめようと、全体を見つめながら歩く。 「mammyはお友達とお話しながら歩くからおにいやんについててね!」 ピンさんはその言葉通りに先頭を歩くおにいやんを軸に、群れを回りながら歩いた。 ルフィーだけではなくて、ロッティリアンファミリーも緊張していたので、ピンさんは大忙し。 ボディーランゲイジを群れ全体に使いながら歩く。 笑いをとるために、群れの後方に回り、手をつないで歩いているロッティリアンと娘さんの間を突然 走り抜けたりして緊張を解してくれる。 「キャー!!ピンさんどこから出てきたのぉーーーーーーーー」 という声を聞いて得意げに振り返って笑うピンさん。 あらゆるカーミングシグナルとボディーランゲイジを使い、群れのリズムをとるピンさんに感激しながら歩いて行く。 これがピンさんだとわかっていながらも、毎回ピンさんは思っている以上のことをしてmammyを喜ばせてくれ、 感動を与えてくれる。 ルフィーがパパに叱られているとき、ピンさんはママのロッティリアンにステイをかけに行く。 「ママまで叱らないでね」。 記念撮影をするとき、緊張しているルフィーの許容範囲を見極めて距離を図って座るピンさん。 横断歩道で、パパがルフィーに「お座り」とコマンドをかけると、脚に負担をかけたくない理由でスタンドステイをさせている ピンさんが慌ててお座りをしてみんなを笑わせる。 2時間の散歩が終わり一度解散して、夕飯を一緒にとるためにピンさんとホテルまでお迎えに行く。 パパは後から来るということでロッティリアンと娘さんだけが待っていた。 「パパがいない」 と、何度も振り返りながらパパを探すピンさん。 脚の事を考えて運動量を制限しているピンさんは、いつも家の外で物音がすると張り切って 玄関まで行って一発吠えて、mammyのところへ来て 「mammy!仕事したでぇー!」 と大げさにアピールする。 でも、ロッティリアンファミリーがいる間は、自然な体制での警戒吠えのみでリラックスモードをキープしていた。 ピンさんのルフィーに対する指導もパーフェクト。 ピンさんの接待もパーフェクト。 何一つとっても、落ち度無し。 落ち度があったのはこのわたし本人。 実は、久しぶりにお友達と犬連れで会うということで、前日はピンさんへのコマンドの確認をしながらビーチを散歩していた。 普段はあまりコマンドを使わないのにやたらとコマンドを使うmammyに不服顔をするピンさん。 あふぅーーーーーーーーーーー・・・お客さんを迎えるためのピンさんとのトレイニングって、どんなことすればええねん!! 行き詰まりながらもピンさんと歩いたビーチ。 ピンさんは相変わらずマイペースでmammyのことなんて知らん顔で歩き続け、 あふぅーーーーーーーーあふぅーーーーーーと足掻いていたmammy・・・ 情けない・・・ 当日、ピンさんにコマンドなんて一度も使わなかった。 「ピンさん待っててな」 「ピンさんここにおりや」 「ピンさんmammyとステイしてよ」 全ていつも通りピンさんとただの会話しただけで二日間は終了。 ロッティリアンファミリーとお別れした後、ピンさんを抱きしめて 「ピンさん、ほんますんません。o(ToT)o 完璧なピンさんを信じずに、コマンドの確認なんかしながら散歩して ほんますんません。mammyがいつも間違ってます。ほんますんません」 謝り倒したmammyです。ヽ(゜ー゜;)ノ ピンさん、1年5ヶ月ぶりの年下ロッティーのレッスンよくがんばりました! あなたはまだまだ現役です! mammyに刺激を与えてくれてありがとう。mammyに課題を与えてくれてありがとう。 そしてルフィー、あなたからもたくさんのことを学びました。ありがとう! あなたが波打ち際をはしゃいで走り回っている姿を見た時、一瞬Little Sisterと重なりました。 あなたが遊んでいるのを見守っているPinkyを見た時、あの頃を思い出しました。 あなたのしぐさ、シグナル、目、表情、声、それぞれからたくさんのことを学びました。ありがとう。 今度会う時はピンさんともう一歩近づいて一緒に遊べるといいね! また会えるのを心から楽しみにしています。 【犬用歩行補助用ハーネス】ドギーヘルパー(ストライプ) よろしければ本館のボヤ記で今日の画像公開してますので、覗いてやって下さいません。 click Rottmammy's World お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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