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テーマ:老眼鏡(36)
カテゴリ:修理・修繕
年金生活に入り立ての頃に作った眼鏡のレンズが、コートは剝げる、50cmほど離れたディスプレイを見るのに、累進レンズの下の端を使わないと見えないレベルに老眼は進む、で何とも耐え難くなり、レンズの交換をしようと女房に交渉、近所の老舗にいってみることにした。ネット上では8800円という事になっているが・・・
行って話をするなり「フレームの方も錆がでておりますね。レンズ交換だけになさいますか?」コートが傷むだけあって、同族の合成樹脂だってダメージは受けているはず。「レンズ交換時に割れてしまう事がありますので」と脅し?をかけてくる。「前にお越し頂いたのが2003年になっております」そう、まだ裕福な?ときにバネ丁番が長持ちしますよ、と言われ、(初めて眼鏡)は当時5万円くらいしたような気がするのだが、これを今でも使っている。錆もなく、確かに長持ちはしている。 そこへ行くと樹脂フレームは傷みは早い。誘導尋問みたいなものだ。昔、保険屋から「私の仕事、相手を不安に陥れたら勝ちです」と聞いた事があるが、パターンは同じだな。普段なら眼科に娘がいるので、眼鏡の処方を病院でやってもらうのだが、産休中なのでその手は使えず、眼鏡屋での調製になった。娘が言うには、「眼鏡屋の調製は医者よりもきつくなる事が多いよ」と言う事だが、もうこの歳ではきついのも先取りになるだけだろう。 「右に少し乱視があるようですね」「緑内障は少しあるけど、乱視を言われたのは初めてですね」医者でもレンズの裏表を入れ替えてする乱視の検査がある。機械頼みの眼鏡屋と、人による病院の検査とは少し違うようだ。「度数は2段上がります」と言う事は(+1)が(+1.5)になるということだな。結局フレームの料金が乗って、13200円になった。「ブルーライトはどうされますか?コンピュータを使われるのでしたら目に優しくなりますが」「それは黄色のフィルターをかけて使っているので要りません」(ただし、簡単に汚れるのが難点)扱いにくい客だったに違いない。1週間後にでき上がるとの事。 20年経つ最古のフレームも、さすがにつるの部分は真っ白になっている。「ここだけ取り換えられますか?料金は?」「特に変わったものをご希望でなければ無料で交換致します。時間は30分ぐらいです」とのこと。 帰宅して女房に話すと「えらい安かったんやな。私のは16000円したよ」ああそうかい! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年07月04日 21時24分25秒
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