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テーマ:気になったニュース(30856)
カテゴリ:視・紙・誌面から
今年は熊の事故が統計上最高件数ということだ。人間の命を守るためには殺処分が応急的にはやむをえない処置なのだろうと思う。ところが、それに対して行政に批判あるいは抗議しているという報道がある。数年前、鳥取県境の宍粟市波賀町の山に登り、リーダーから木についた熊の爪痕を教えてもらったが、100kgもある体を引き上げる爪は深い傷になっていた。あんなもので顔を引っ掻かれたら眼球も飛び出すかも知れない。また、学生時代のことだが、八幡平を山形県側のバスの終点から秋田県側に徒歩で抜けたが、「熊に会わなくてよかったね」と真顔で言われたことがある。熊は怖いものなのだ。
難癖をつけてくる人は恐らく熊の怖さなんかを知らない、多分都会に住んでいる人だろう。私の住んでいるところでは熊は出ないが、鹿や猪の被害は耳にする。鹿は若芽を食べてしまい、猪は土を掘り返し、作物を食べてしまって畑を全滅させる。害獣とはそういうものだ。漫画とか童話に出てくるような意思の疎通が出来たり、可愛いとかいうようなものではない。食うか、食われるかだ。 孫が来た時によくゲームの話をしてくれるが、話を聞いていてゲームの世界と現実世界をごっちゃにしているんじゃないかと思う時がある。ゲームの中に恐竜のようなものが出てくるらしいが、実際には現存しないものをさもあるかのように表現するバーチャルリアリティだが、子供には若干迷惑なような。 ゲームが結局は乱数の組み合わせでしかないことを理解してくれればいいが、これはプログラムを書いてみないとわからないかも知れない。また、それ以上に、他人の感情や理論を理解することができる人間になってほしいものだ。 年寄りの繰り言であることを祈る。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年11月05日 23時16分38秒
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