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テーマ:気になったニュース(30852)
カテゴリ:視・紙・誌面から
内閣支持率というのか、政権支持率というべきなのか分からないが、行き当たりばったりのきらいは否めない。コロナという訳のわからないパンデミックで始まったような政権だが、クルージングの客船での隔離状態は報道を見る限り酷いものだった。
初めての病原体については「病気のもと」くらいしか情報がない訳だが、「空気感染」「接触感染」がわかってくるとマスクパニック、アルコールパニックになった。ほとんど狂気に近かったような気がする。一応のワクチンができてファイザーがまず売り出したが、おそらくは「言い値」で用意せざるを得なかったのだろう。まあ無償で全国民に提供、というのは妥当な対応だったと思うが、その後回数を重ねるごとに接種率は下がっていったように思う。副反応の強調も原因になっているのではないかと思うが、「注射嫌い」というのはなんらかの情報を手がかりに接種拒否を正当化しようとする。 私自身についてはコロナにかかったが、ほとんど自覚症状はなかった。自閉くんの通う施設で感染が発生したので施設は閉鎖、それをきっかけに家族の検査も要求されて見つかった。投薬もなし。謹慎令を食っただけだ。その後も単発的に職員がかかったが、だいたい収束したような感じになってきた。 ここまではまずまずの対処ではなかったかと思うが、流れが変わったのは軍備のための増税がぶち上げられた時ではなかったか。アメリカの政策に追随するのは昔からの事だが、あまりにも莫大な軍事費のために増税というのはいただけない。財政状態は世界最悪の部類、千兆円からの負債をどう解決するのかを打ち出さねば国民は納得するまい。それでなくても最近の若者の労働環境は悪く、物価はどんどん上がる状態をどうするのか。 そこで打ち出した減税、給付金。増税のための減税か?税収が増えたからそれを当てる、というのもとってつけたような理屈で、財務大臣は「そんなもん、とっくに使うとるわ」こっちの方がよほど信用できる。二言目には「スピード感を持って」「緊張感を持って」というけれど、どちらも感じたことがない国民が大半だろう。およそ政策を打ち出すには政令で済むもの、法律改正が必要なものの区分があるくらいは政治音痴でもわかることだが、そこを無視した軽い発言が多すぎる。 自民党の絶対多数で憲法改正も発議できる訳だが、現状を見ていると共産圏の独裁者とやっていることはあまり変わらないんじゃないかという気がしてくる。気のせいかな。自画自賛感と遅きに失する感は十分に感じさせる為政者だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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