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カテゴリ:視・紙・誌面から
うっかりカメラを落下させてしまい、スイッチがはずれてしまった。修理するか、値段によっては買い替えかと迷い、中古品で値段を調べてみたら1年半ほど前に私が買った時よりも2万円ばかり相場が値上がりしていた。中古品に人気が出ていると思われる。まあ、カメラなんぞそう機能が変わるものでもないので、新品を買うことはできないが、そこそこの辛抱ができるものなら中古でよかろうということになる。耐久消費財は皆そうだ。
GDPが2期続けて前回を割り込んだことに、「個人消費が冷え込んでいる」と解説がついていたが、食料品の相次ぐ値上げには道楽の消費どころではない。私のところは田舎だから畑で野菜を作れば労働の対価にはならないけれども、相当安く野菜が手に入るはずだ。年金の収入はそう変動するものではないので、食料を安く得られることは生活向上になる。 例えば玉ねぎ。初夏に収穫したものをまだ食べている。玉ねぎは対応レシピが多く、何にでも使うが、これが自家製で対応できるのはありがたい。「ちょっと畑にネギをとりに行く」のは実は贅沢かも。 生産原価を下げるために、肥料は極力買わない。コンポストの利用、腐葉土はそこらじゅうにあるので、追肥分の肥料を買うくらいのものだ。雑草を腐らせても、結構肥料として使える。短所は肥料として使えるまでに時間がかかることだが。 食品というのは妙なもので、買う側に価格決定権のあるものが少なくない。自然を相手の仕事だから、出来がばらつくのは仕方ないが、それでも販売価格には人件費を含めないと立ち行かなくなる。儲からないからやる人が減る、生産量が減る悪循環。他方でSDGSの確保。 食料の確保は安全保障上も大きな問題だが、現政治家の懐を潤すものではないのだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年11月17日 23時27分46秒
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