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カテゴリ:視・紙・誌面から
エホバの証人の信者の子は高確率で虐待を受けていると言う話。我が町にもこの教会はあるが、結構車がたくさん止まっていて、繁盛?しているのかなと思わせる様子。我が家のお寺なんぞ住職の車の他に1台止まっているかどうかだが。
とにかくこの信者は輸血を嫌うという。少し調べてみたら「血を避けるように」と言う教義があって、一度体外に出た血液は悪いものだから、それを再び自分の体に入れてはいけないのだと言うことらしい。しかし肉食は認めているようだ。 元ミッションスクールにいた者としてはキリストの血に代わるものが葡萄酒であり、肉に代わるものが薄っぺらいパンである。それらを分け与えるという教義だったと思うが、エホバの証人ではこれと異なる聖書を使い、かなり変わった解釈をしているので、キリスト教とは認めていないらしい。 肉食を可とし、血を嫌うと言うのを聞いて、「ベニスの商人」を思い出した。少々趣旨は違うが、シャイロックの「肉を1ポンドもらう」と言う言い分を裁判官に化けたポーシャが認め、「ただし血を流さずに肉だけを切り取れ」と言うやつだ。 肉の中には必ず血管があり、その中には血がある。「血の滴るようなステーキ」と言う言葉があるが、商品でもドリップと言って水の混じった血液が出てくることがある。肉の中には血があるわけで、これを食べて良いと言うのはなかなかの矛盾だ。体が死んでもすぐに復活すると言うのも生物学的にはありえないことである。 まあ宗教の話なので、人間が死んでどうなるかは検証のしようがない。浄土真宗では「現世の死は浄土への誕生」と教えているが、誰も実験した人はいないし、死んでから帰ってきた人も居ない。中世の頃に「信じよ」と広めただけのことだ。その頃には科学もへったくれもなかったはず。 理屈では片付かない宗教だが、「生きたい」と言う人を見殺しにするようなのは暴挙であり、宗教とはいえないだろう。自分も他人も救われるために宗教はあると思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年11月22日 19時17分44秒
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